幹事クリタのコーカイ日誌2020

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4月27日 ● 10万円をどう使うか。

 10万円の給付を「5月の早い時期に」と安倍首相は言っていますが、もちろんそんな言葉を真に受けているわけではありません。これまで数々の「言うだけ」でやってこなかった事例を考えれば、どんなに早くても7月でしょう。まあそれでも給付自体はやるだろうと一応思ってはいますが、これも後で泣きを見たくはないので油断はしていません。

 この10万円を橋下徹のように「受け取らない」と公言する人もいます。個人の自由ではありますが、いちいち言わなくてもいいだろうと思います。そういうことを言って受け取る人のハードルを上げる必要はないからです。コロナで困っている人はいくらでもいるのですから、受け取らないくらいなら、寄付をするなり何か買って地元経済の助けにするなりした方がよっぽど有意義だと思います。

 僕もいろいろ10万円の使い道を考えています。給料は残業代がなくなったくらいで現状では大幅に減ったわけではありませんが、定年も近いですし今後も増える見込みは全くないので寄付するほど余裕があるはずもありません。せめて経済を少しでも回すために貯金ではなく必要なものを買おうとは思っています。先月買ったばかりのクルマにドライブレコーダーをつけるか、テニスのラケットを新たに購入するか、ということも考えましたが、いま一番有力なのは電動アシスト付き自転車を買うことです。

 コロナで在宅勤務になってから出かけること自体は減りはしましたが、家にいるので外出する時はどうしても車になりがちです。かつては2台持ちでしたが今は経済的に無理なので1台しかありませんから、家族で車の取り合いになることも多く、いちいち調整をしなければなりません。地下鉄で出かけるのは感染を考えると気が引けるし、徒歩で行ける範囲は限界があります。我が家の周囲は坂道がかなり多いので自転車は大変でほとんど利用していません。

 そこで電動アシスト付き自転車です。坂が多いだけに周囲でも利用者はかなり多く、特に小さい子を乗せて疾走しているお母さんを本当によく見かけます。テニスコートにも電動自転車で来る人もいて、なかなか便利そうだし、経済的かつ健康的だなとは以前から思っていました。ネックは普通の自転車よりそれなりに高価なことで、なかなか購入に踏み切ることができませんでした。

 しかし在宅勤務、地下鉄に乗る回数は減らしたい、車は家族で取り合い、そしてちょうど手頃な10万円が入ってくると、購入する条件がポーカーのフォーカードのように揃ってしまいました。これはコロナが自転車生活を始めろと言っているような気がします。できたら季節の良いうちに買って乗り始めたいと思っていますが、10万円は果たしていつ給付されるのでしょうか。コロナが収まって在宅勤務ではなくなって地下鉄にも普通に乗れるようになった頃に給付されてもワンペアなんですけど。


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