幹事クリタのコーカイ日誌2020

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3月23日 ● サービスの配球。

 昨日の山本麻友美プロレッスン会でサービスの打ち分けを教わりました。野球の配球と同じで、相手の狙いを考えながらいかに読みを外し、相手のタイミングを狂わせるかということが大事です。なにせ年が年なので、豪速球で三振が取れるわけではありませんから、変化球を混ぜて内野ゴロを打たせたいのです。気分は捕手・野村克也です。

 もちろん長年テニスをしてきたのである程度の理屈はわかっています。ただ実際にうまく配球ができてきたかというと、それ以前の問題として技術が追いつかずにボールがきちんとコントロールできていませんでした。2年以上にわたってサービスの改良を続けてきた結果、最近になってようやく「あ、こんな感じかな」というのが掴めてきたので、現実的に配球を組み立てられるようになってきたわけです。

 進歩したのは、基本の球種であるスライスサーブの安定感と精度が高まったことです。速くて滑るスライスサーブと、緩くて大きく曲がるスライスサーブ。これをセンターとワイドにある程度の確率で打ち分けられるようになってきました。そこに見せ球的なフラット系サーブを加えることによって、かなり球種が選べます。レシーバーがフォアで待っているかバックで待っているか、回り込むのか踏み込んでくるのか、そのあたりを観察しながら、相手の読みを外し、いかにリターンをしづらいサーブを打ち込むかがポイントになります。

 テニスは頭を使わなければ勝てません。しかし、技術と体力が伴わなければ頭だけでも勝てません。逆に言えば、衰える体力を頭と技術でカバーすれば、まだレベルアップが可能だということなので、もう少し若者に挑んでいきたいと思います。


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