幹事クリタのコーカイ日誌2020

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2月5日 ● サーブはリズム。

 最近テニスのサービスの調子が良いです。山本麻友美プロにずっと指導を受けているのですから、良くならなければ困るのですが、とは言えテニス歴40年以上。それが今頃になってようやくサービスの打ち方が身についてきたなんて、ちょっと遅すぎますが、一生わからないまま終わるよりは良かったと思うことにします。

 改良したポイントは山ほどあります。体が早く開かないようにすること、腕をおろし過ぎず肩の角度と肘の角度を90℃に保つこと、回転がかかるようにグリップをより薄く握ること、捻り戻しの力を使うこと、地面を蹴って上への力も使うこと、腕だけではなく体全体を高く持ち上げるようにすること、そして上がっていく途中で打つこと、などなど。もっと細かいポイントもありますが、これくらい多くの改良点があるので、一度にはできないために2年以上かかって少しずつ直してきました。

 フォームをチェックするために写真や動画もずっと撮影していますが、2年前とはかなり変わってきています。フォームを変えるためにやっているわけではなく、より威力と精度が高いサービスを打つために変えてきたのですが、結果としてフォームも「らしく」なってきました。以前は我ながら癖が強くてカッコ悪いと思っていたので、そういう意味でも改良が進んで嬉しいです。

 悩んだのが足を引き寄せるか、開いたままで打つかでした。昔は引き寄せていたのですが、フェデラーが開いたまま打つので、フェデラーファンとしては真似をしなければとこの10年以上は足を開いたまま打っていました。しかしそこだけ真似をしてもフェデラーとは似ても似つかないフォームだったので全然効果がなく、今回の改良点のひとつとして山本プロにも指摘されて、足を引き寄せて打つことに変えました。これによってかなりスムーズに体を上に持ち上げられるようになったので正解でした。今は引き寄せた足をどこに置くかで試行錯誤を繰り返しているところです。

 そして多くの改良点が少しずつ身についてきたところで、ごく最近わかったのがリズムでした。トスを上げるとともに体を沈めて捻りこんだところから一気に上に向かって打ちにいく、この一連の流れがリズムよくできると良いサービスが入ります。逆にリズムが乱れると大抵の場合ミスヒットします。テニスに限らず球技はリズム感が大事だということを改めて痛感しています。


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