幹事クリタのコーカイ日誌2020

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1月20日 ● 全豪オープン開幕。

 例年なら全豪のドローが発表されたところで大会展望を書くのですが、今年はいろいろと忙しくしている間に開幕してしまいました。少々遅ればせながらドローを見ながら大会展望をしていきたいと思います。

 まず第1シードのナダルの山。4回戦でキリオスとカチャノフの勝者との対戦になります。ナダルにとって勝負どころになるでしょう。さらに準々決勝では第5シードのティームが待ち受けるということになりますが、クレーならともかくハードコートでティームがここまで勝ち上がるかどうかはわかりません。ティームの山にはモンフィスもオジェアリアシムもいますから誰が上がってくるか混戦模様です。

 第4シードのメドベージェフの山。ここも混戦です。4回戦でワウリンカとイズナーの勝者との対戦になります。一発のある両ベテランは怖い存在です。そして準々決勝は若手の覇権を争う第7シードのズべレフとの対戦になります。ズべレフは実力の割にグランドスラムでの勝負弱さが際立ちますが、そろそろ今年は克服できるでしょうか。

 第3シードのフェデラーの山。フェデラーは初戦を突破しましたが4回戦で当たるはずのシャポバロフがなんと1回戦で姿を消してしまいました。これで見通しが少し良くなったフェデラーにとっては準々決勝での第8シードのベレッティーニとの対戦からが本番となりそうです。典型的なBIG3対若手代表の対戦になりそうです。

 第2シードのジョコビッチの山。楽しみなのは3回戦で当たる予定の西岡良仁です。錦織のいない日本勢の中でもっとも上り調子で期待できます。ジョコビッチも準々決勝での第6シードのチチパス戦が山場になります。

 今年はいよいよグランドスラムタイトルを独占してきたBIG3の壁に若手が穴を開けられるかどうか世代抗争が激化しそうです。期待の若手が揃って上位シードになったので、順当に勝ち上がってくれば準々決勝が実に楽しみな組み合わせになります。ベスト4がどういう顔触れになるのか、今から楽しみです。


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