幹事クリタのコーカイ日誌2020

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1月10日 ● Win7サポート終了。

 いよいよWindows7のサポートが14日に終了します。僕も昨年春までWin7ユーザーでした。10年近く使っていたことになります。会社のPCも長らくWin7でしたし、たぶん同じOSを使い続けた最長記録であることは間違いありません。それだけにサポート終了と聞くと感慨深いものがあります。

 最初にPCを買ったのは1991年のことで、NECのPC-9801DAという機種でした。当時のベストセラーでしたが、本体にHDD、モニタ、プリンタなどと一揃いで60万円しました。高い買い物をしたものですが、当時はパソコンというのは軽自動車を買うくらい高価なものでしたから仕方ありません。OSはMS-DOS3.3でした。Windows 3.0もありましたが、まだ不安定で使いにくいとパソコン通信仲間から聞いてやめました。まだパソコンは完全にマニアのものだった時代です。

 1995年のWindows95発売で乗り換えて以降は、98、98SE、Meとほぼ順番にWindowsをアップグレードしていきました。とは言え、特にMeの不安定さは格別で、2000にしようかどうしようかと思っていたところXPが出て、ようやくパソコンというものがある程度落ち着いて使える道具になりました。かなり長くXPを使い続けてからVistaを経て7へとアップグレード。7はXPを抜いて最長不倒記録を達成しました。

 OSは新しいほど機能的に良くなっていることは間違いありませんが、新しいOSに慣れるまでしばらく時間がかかりますし、それまで安定して動いていたソフトウエアや周辺機器が動かないことがあるので、なかなかその不安定さと機能を引き換えにしにくいものです。7を未だに多くの人が使い続けているのも、10が出た時にかなり動作が不安定だという評判が立ったからで、僕も昨年春まで4年も見送って7を使い続けていました。

 さすがに今は自宅も会社もWin10ですから、すっかり慣れました。今のところ自宅のパソコンでトラブルもありません。昔のことを思うと本当に安心して使えます。ただ僕が初めてパソコンを買ってから30年近く経ったいま、世の中の人はパソコンではなくスマホやタブレットに移行していってしまいました。僕のように未だに自宅に筐体の大きなデスクトップパソコンをドーンと置いて喜んで使っている人間は本当に少なくなったと思います。でもデスクトップPC、大きなモニタ、そして10キーがついたキーボードが一番落ち着くんだから仕方ないです。


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