幹事クリタのコーカイ日誌2019

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12月20日 ● 紅白歌合戦は懐メロ大会。

 NHKが紅白歌合戦の歌唱曲を発表しました。「津軽海峡冬景色」と「天城越え」を交互に披露している石川さゆりは今年は「津軽海峡冬景色」だそうです、って、それが何かのニュースなのか疑問です。どちらかしか歌わせないなら、せめて当日のステージ上で投票でもくじでもやって曲を決めたらどうでしょう?

 年々「思い出のメロディー」化していく紅白ですが、いよいよ今年は懐メロ大会です。石川さゆりのような大ベテランで最新ヒット曲がない歌手は昔の名曲でも仕方ありませんが、AKB48(「恋するフォーチュンクッキー」)も乃木坂46(「シンクロニシティ」)も欅坂46(「不協和音」)も今年の曲ではありません。Perfume(「FUSION)もKis-My-Ft2も(「Everybody Go」)もaiko(「花火」)もいきものがかり(「風が吹いている」)も昔の曲って、いったいどうしてなんでしょう?

 それにメドレーも多すぎます。最新曲も少し歌わせてもらえるけれども、古い曲と抱き合わせみたいなことになります。嵐、福山雅治、ゆず、松田聖子、MISIA、氷川きよし、King & Prince、関ジャニ∞、DA PUMP、TWICEと10組がメドレー。星野源は新曲しか歌わないと主張したとか噂で聞きましたが、そこまで強く言えるアーティストは少ないのでしょうか。

 紅白を見ているのが年配層ばかりだから最新ヒット曲なんて馴染みもないし古い曲の方が良く知っているから、という理由はわかりますが、それなりに音楽番組に出て新曲を歌っているようなアーティストには、きちんと今年の曲を歌わせてあげようよ、と思います。じゃなければ何のために1年の締めくくりの日にやっているのかわかりません。いつの紅白でも同じじゃないかと感じてしまいます。

 真剣に紅白を見ている人なんて本当に少ないだろうとは思いますが、それだからこそせめて2019年らしさを感じさせるような選曲をお願いしたいものです。


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