幹事クリタのコーカイ日誌2019

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12月4日 ● イチロー△。

 さすがに桜を見る会に関しては政権と官僚が嘘をつき過ぎていてもうカオス状態になっています。シンゾーだけではなくスガ氏も毎日毎日記者相手に無茶苦茶なコメントを発していますし、内閣府の役人たちは小学生のような言い逃ればかりさせられてストレスを溜めていることでしょう。まあ彼らはとにかく政権のための言い逃れをしていれば将来的に出世させてもらえるのだから喜んでやっているのかも知れませんが。

 数え上げたらきりがない今回の大嘘つき大会の中で、最新作が「バックアップデータは行政文書に該当しない」というスガ氏の言葉。まずその前に「シンクライアント方式だからデータの復元は不可能」とシンゾーが言って墓穴を掘ったところから始まったのですが、バックアップデータは行政文書ではないというのは,一体どこから出てきた理屈なのかさらに意味がわかりません。ハンコが押してある紙の書類だけが公的な文書であって、電子データは無意味ということなのでしょうか?21世紀に生きている人間のセリフではありません。

 そしてもっと酷かったのが、シュレッダーで名簿を廃棄したのが野党議員が資料要求した直後だった言い訳を、障害者雇用の職員の短時間勤務のせいだったとシンゾーが言ったことです。まるで障害者だから悪かったと責任をなすりつけているようですし、そもそも招待客を明らかにすることを拒否している理由が「個人情報」だからというのに、この職員の個人情報には一切配慮をしていないこともダブルスタンダード。功労功績があったから呼ばれているはずの招待客よりも、障害者雇用をされている職員の個人情報の方がずっと守られるべきでしょう。

 嘘をつくにも最低限のマナーみたいなものがあって然るべきだと思いますが、それすらできないシンゾー。「悪夢のような民主党政権」というワードが大好きな癖に、桜を見る会に関しては「民主党政権もやっていた」と言い出すのも、まるで子どもの言い訳レベルで滑稽です。

 先日はイチローを呼んで4度目の正直で国民栄誉賞を貰ってくれないかと頼んだそうですが、またも断られてしまったようです。こんな見え透いた人気取りのためにイチローを使うなんて、本当にイチローのことをリスペクトしていたらとてもできないはず。まあ吉本やジャニーズは見返りを期待して協力してくれてもイチローは難しいでしょう。これに関しては「イチロー△」でした。


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