幹事クリタのコーカイ日誌2019

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10月26日 ● 自分のテニスをやりきる難しさ。

 先日ちょっとテニスの調子が良くて、自分が思った通りのプレーがかなりできました。よし、この調子で今日もガンガンいくぞ、と考えていたのですが、全然そうはいかずに、むしろ調子が出ないなぁと首を捻りながらのプレーになってしまいました。

 以前山本麻友美プロにそういう話をした時には「自分で調子が良いと思っている時は得てしてミスが多くなることがある」ということを聞いたことがあります。調子が良いのではなく、調子に乗ってしまっているだけで、プレーが軽率になっていたのかも知れません。

 自分のテニスをやりきろう、と考えて、必要以上に力んで強く打ったり、ラインぎりぎりのところにコントロールしようとしたり、難しいプレーを狙ったり、そういうやらなくても良いことをしてミスを繰り返していた気がします。人間はミスをする生き物ですから、ミスをするリスクをきちんと計算に入れた上でプレーをすべきだったのに、まるで博打のようなテニスをしていました。

 さらに今日ダメだったのは、そうやって自滅に近いミスを繰り返した挙句に、今度は相手のミスを待つ消極的なテニスになってしまったことです。「自分のテニス」とは真逆の「相手のテニス」に合わせているだけのプレーですから、やっていても楽しくないし成長もありませんし勝てません。まだチャレンジしてミスをする方が数倍マシです。

 これまでにも調子が良かった次のテニスでこういうことを繰り返してきたのを思い出しました。と言うか、そうなることを忘れていた自分が情けないです。しっかり心に刻み込んで、調子が良かった次のテニスこそ、丁寧な「自分のテニス」をしようと思います。40年もやっているのに、いつまで経ってもテニスは難しいです。


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