幹事クリタのコーカイ日誌2019

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9月2日 ● 全米はレジェンド対決か。

 全米オープンテニスは4回戦が行われているところです。錦織圭は残念ながらミスの多い試合で若手のデミノーに3回戦で敗れてしまいましたが、大坂なおみは15歳の新鋭ガウフに完勝しました。大坂はやはり「笑顔」と冷静さで一皮むけた感じです。

 何といってもビッグニュースはジョコビッチがワウリンカとの4回戦で負傷棄権をしたことです。以前から痛めていた左肩が原因らしいですが、さすがに下位の選手なら騙し騙し何とか勝てても、ワウリンカ相手では無理だったようです。故障の具合次第では、この大会だけではなく今シーズンの残りの大会もスキップすることになるかも知れません。ランキング1位争いも年末のファイナルもどうなるか不透明になってきてしまいました。

 ジョコビッチが姿を消したことで、俄然有力になってきたのが第2シードのナダルと第3シードのフェデラー。レジェンド2人はともにここまで危なげなく勝ち上がってきています。ナダルは4回戦でチリッチ、準々決勝でズべレフと恐らく対戦することになりますが、まず決勝まで安泰でしょう。

 フェデラーは錦織もジョコビッチも消えたことで、かなり楽になりました。すでに4回戦でゴファンを瞬殺し、次はディミトロフです。「ベイビーフェデラー」と呼ばれるディミトロフは今大会好調そうですから油断はできませんが、本家も調子が良いので勝ち上がりそうです。準決勝はメドベージェフとワウリンカの勝者ですが、これもフェデラーなら大丈夫でしょう。

 決勝がこの2人の対決となればまた世界中のテニスファンが盛り上がります。今年ウィンブルドンの準決勝ではフェデラー、全仏の準決勝ではナダルが勝ちました。近年、ハードコートではフェデラーがナダルを圧倒していますから、フェデラー有利は動きませんが、なにせナダルが今大会絶好調なだけにわかりません。盛り上がってきました。


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