幹事クリタのコーカイ日誌2019

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8月25日 ● 全米オープンドロー。

 今年最後のグランドスラムである全米オープンのドローが発表されました。注目の男子シングルスですが、第1シードのジョコビッチの山には絶好調の第5シード・メドベージェフが入りました。前哨戦でジョコビッチに勝っているだけに、波乱もあり得る組み合わせです。ジョコビッチは2回戦で地元のビッグサーバー、クエリーに当たるのもイヤでしょう。4回戦にはバブリンカが待っています。結構タフなドローです。ちなみに前哨戦で錦織に勝った西岡良仁もメドベージェフと3回戦で当たります。そこまで勝ち上がってほしいところです。

 トップハーフのもうひとつの山は第3シードのフェデラーです。フェデラーにしてみればジョコビッチの山に入ったのは残念でしょう。4回戦でゴファンと対戦しますが、順当ならジョコビッチとの準決勝までは勝ち上がるとは思います。フェデラーの山に第7シードの錦織が入りました。正直、肘の調子が悪く、前哨戦も続けて初戦負けと不調の錦織に大きな期待はできないかも知れません。フェデラーまでたどり着けたら御の字です。

 ボトムハーフのひとつが第4シードのティームの山ですが、ここは大混戦です。ティームは体調も思わしくなさそうですし、そもそもハードコートを得意としているわけでもありません。第8シードのチチパスが4回戦でキリオスと当たりますが、この勝者と第10シードのバスティスタ・アグーの勝者が準決勝進出の可能性が高そうです。ティームの山にはモンフィスもいます。また1回戦でオジェ・アリアシムvsシャポバロフという注目の若手対決もありますし、とにかく誰が勝ち上がってくるのか楽しみです。

 そして第2シードのナダルの山。ナダルには比較的ラッキーなドローです。4回戦でチリッチとイズナーの勝者と当たりますが、ともに手の内のわかっているベテランだけにナダル有利でしょう。準々決勝は第6シードのズべレフがグランドスラムに弱いだけに、第9シードのハチャノフの方が上がってくるかも。あとはナダルの体調次第という感じです。

 本命はジョコビッチで動きませんが、そろそろビッグ3以外のグランドスラマーが登場しても良い頃です。錦織には大きな期待はしていませんが、2014年の全米も直前まで欠場するかどうかと言いながら決勝まで勝ち上がっただけに、大会との相性の良さを生かして予想外の活躍をしてくれたら嬉しいです。


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