幹事クリタのコーカイ日誌2018

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11月28日 ● 技術は螺旋階段を上る。

 テニスをもうほぼ40年くらいやっています。そして未だに強くなりたいと考えて努力しています。テニスというのは「体」「技」「頭」「心」の4要素でできていて、それぞれを鍛えて向上させていかないと強くなれないのですが、年齢を重ねるごとに「体」が衰えていくのはある程度仕方ないので、残る3要素をより強化していく必要がありますし、実際に強くなっています。

 特に「技」に関してはいくらでも課題が見つかります。それだけテニスの技術は多岐にわたるわけで、サービス、リターン、ストローク、ボレーと大きくわけてもそれくらいあって、さらにそれが細分化できます。しかもそれぞれがあるレベルまでできるようになると、また次の課題が見つかっていくので際限がありません。

 ストロークが一定の目標まで達すると、次にボレーを何とかしたくなるし、ボレーがある程度打てるようになると、今度はサービスの課題が浮かび上がってきます。そしてサービスもそこそこできるようになると、またストロークに戻って次の段階の目標を設定するようになります。そういう螺旋階段式に技術向上をしていきながら総合力のレベルアップをしていくものです。

 話はテニスに限ったことではなく、技術の向上というのは、大抵そうやってぐるぐる回りながら少しずつ上に向かって進んでいくものでしょう。諦めずにコツコツと地道に精進していくしかありません。ちなみに「頭」はもっと一直線に進歩できるので、いい年をした大人がテニスを早く強くなりたいなら、どれだけ頭を使うかが鍵だと思います。


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