幹事クリタのコーカイ日誌2018

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11月8日 ● 今年の新語・流行語大賞。

 「2018ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が発表されました。昔はそれほど話題にもならなかったのですが、年々飽きもせずに発表を続けていたら、すっかりこの季節の風物詩として定着してしまいました。まさに「継続は力」です。

 さて、今年の30語を見ると、いつものことながら「なんでこれが?」という言葉が混じっています。大抵は政治絡みで時の政権を批判するような言葉です。もちろんそれが悪いと言っているわけではありません。むしろ政権に「忖度」するようなワードを選ぶ方が問題であって、そういう意味では健全だと思っていますが、ただあまり聞いたことがないような言葉を無理やり選べばどうしても目立ちます。

 今回で言えば「ご飯論法」がそれに当たります。「Q.朝ごはんは食べなかったんですか?」「A.ご飯は食べませんでした(パンは食べたが、それは黙っておく)」「Q.何も食べなかったんですね?」「A.何もと聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので…」というような、はぐらかし、まともに受け答えをしないようなやり取りのことだそうです。確かに安倍総理の国会答弁は都合が悪いときは大抵こんな感じです。

 ただこれが今年の流行語かと言われたら、さすがに無理があるでしょう。政権批判をしたいがために、無理してねじ込んだように思われても仕方ありません。まあノミネートはされても最終的に入賞することはないでしょうから、こうして話題になること自体が狙いなんだとは思います。だから敢えて取り上げておきました。

 他に目立つものとしては、「大迫半端ないって」がスポーツ界から選ばれていますが、かつてサッカー界隈では話題になったワードが、これだけ時を経てさらに大きくなって帰ってきたというのも珍しいパターンです。「ダサかっこいい/U.S.A.」は「ダサかっこいい」だけで良いのではないでしょうか?ひとつに括らないとわからないというわけでもないと思いますが。それと「奈良判定」でもいいですが「男・山根明」の方が流行ったかも。

 30語の中からトップ10が入賞となるので、今から予想をしておきます。「悪質タックル」「おっさんずラブ」「半端ないって」「災害級の暑さ」「首相案件」「そだねー」「Tik Tok」「ひょっこりはん」「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」「#MeToo」ではどうでしょうか。大賞は表彰式に関係者が出席できるワードになるので「そだねー」かな?LS北見のメンバーが揃って出てくる姿が今から想像できます。


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