幹事クリタのコーカイ日誌2018

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10月17日 ● 錦織に最終戦出場の可能性。

 男子テニスのツアーファイナル(最終戦)は年間ポイントの上位8人だけが参加できる栄誉ある大会です。もちろん栄誉だけではなく賞金もポイントもグランドスラムに次ぐレベルです。錦織も2014年から3年連続で出場していましたが、昨年は故障に泣いて不出場でした。

 今年もなかなか調子が上がらずに8位に入れるかどうか微妙なところにいます。現時点で8位のティエムは3535p、9位の錦織が3000p、さらに10位のイズナーが2930pとなっています。錦織はあと2大会に参加する予定ですが、535ポイント差を逆転するにはパリのマスターズで優勝するか、最低でも準優勝してティエムの結果待ちとなります。かなり苦しい状況でした。

 ところが現在3位のデルポトロが右膝蓋骨を骨折したことが判明。最終戦への出場が危ぶまれています。このこと自体は大変残念なニュースなのですが、錦織にとっては最終戦出場への大きなチャンスが巡ってきたことになります。わずか70ポイント差のイズナーとの一騎打ちになったからです。ちなみに11位のチョリッチは2300ポイントと700ポイント差がありますから、よほどのことがない限りは抜かれることはないでしょう。

 錦織は最終戦に過去3回出場して2回は準決勝に進出しています。錦織にとって相性が良い大会といって良いでしょう。来年の全豪で第8シード以内に入るためにも、パリのマスターズとロンドンでの最終戦でポイントを大きく稼いでおきたいところですから、ここは踏ん張りどころになりました。


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