幹事クリタのコーカイ日誌2018

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9月4日 ● 錦織大坂Wベスト8。

 全米オープンテニスで錦織圭と大坂なおみが揃って準々決勝に進みました。グランドスラムで日本の男女シングルスが揃ってベスト8というのは1995年の松岡修造、伊達公子以来23年ぶりのこと。あの時の松岡のベスト8は「まぐれ」のようなものと言ってはいけませんが、かなり運が良かったということもありましたが、今回は2人とも実力通りと言って良いでしょう。

 しかも揃ってのベスト4という可能性もあります。大坂の次の相手はノーシードのレシヤ・ツレンコ。大坂の方が実力は上でしょう。さらに準決勝の相手は第14シードのマディソン・キーズと第30シードのスアレス・ナバロの勝者。ともに実力者ですが、大坂がひけを取る相手でもありません。決勝で大坂が憧れているセレナ・ウィリアムズと対戦することもあり得ます。

 錦織は次のチリッチ戦が山場となります。2014年のこの大会の決勝で負けた相手。実力は互角ですが、グランドスラムとなるとチリッチの方が優勢です。とは言え、今大会の錦織はかなり好調ですし、ここまで体力もあまり使わずに勝ち上がってきていますから勝機は十分です。

 チリッチに勝てば準決勝はジョコビッチでしょう。フェデラーが体調不良でミルマンに敗れるという大波乱があったので、ジョコビッチはかなり楽になりました。錦織としては大の苦手のジョコビッチよりはフェデラーの方がチャンスがあっただけに残念でしょうが、2014年以来久々にジョコビッチに打ち勝ってほしいものです。

 もし決勝が錦織vsナダル、大坂vsセレナという組み合わせになったら、日本のテニス史に残る歴史的な大事件です。楽しみです。


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