毎週サークルでテニスをしていると、基本的に相手はいつも同じです。うちのサークルには50人以上在籍していますが、月１以上参加するレギュラーメンバーはせいぜい10数人ですから、どうしてもお互いの手の内もわかっていますし、ついつい緊張感のない馴れ合いのテニスになりがちです。

　もちろん馴れ合いテニスにも良さはあります。気心の知れた相手ですから何より気楽です。ワイワイと喋りながら楽しんでテニスができるのでストレス発散になり、社会人の休日の過ごし方としては文句なしだと思います。

　反面、緊張感のないワイガヤなテニスでは上達はなかなか望めません。少しでも緊張感を維持するために毎試合の結果を記録してランキングを作ってはいますが、それも所詮は遊びですから本人がどこまで勝ち負けに拘ってテニスするかは考え方と性格によります。

　なので、時々いつものメンバーではない上級者が参加してくれると本当に良い刺激になります。昨日も近隣の草トーでいつも優勝や準優勝をしているＴくんが参加してくれました。僕は大昔に出た大会の決勝で当たって負けたことがあって（後で調べたら2005年3月に5-7で負けていました→こちら）、Ｔくんもそれを覚えていてくれたので嬉しかったのですが、それから相当な年月が経ち、こちらは還暦近い年齢になっているので、まだ30代のＴくんの相手はかなりしんどいものがありました。

　サークルではいつも気持ちの半分は運営のことを考えながらテニスをしているので、ゲームも適当にやっていることが多いのですが、昨日はさすがに真剣に頑張りました。それでも勝てはしませんでしたが、やられても気持ちはスッキリしていました。またＴくんはサークルに参加してくれるということなので、次回の対戦が楽しみです。