幹事クリタのコーカイ日誌2018

[ 前日翌日最新今月 ]

7月25日 ● 年を取ったら攻めのテニス。

 テニスは大まかに言って攻撃型のプレースタイルと守備型のプレースタイルがあります。攻撃型というのは、ミスを恐れず自らポイントを取りにいくスタイルで、守備型というのはミスを少なくしてカウンターを狙うスタイルです。トッププロで言えばフェデラーは典型的な攻撃型で、ナダルは典型的な守備型です。

 そしてテニスのレベルが低くなればなるほど守備型の方が勝ちにつながります。なぜならテニスはミスのスポーツであり、レベルが低いほどミスの数で勝敗が決まるからです。リスクを取って攻めていっても技術がなくて自滅するばかり。だから極端な時には下手同士のシングルスが、お互いにロブを打ち合って延々と相手のミス待ちをしているようなことさえ起こります。

 ただ初級者ならともかく、ある程度のレベルになってくるとお互いにそれほどミスをしなくなってきます。中級者以上でミス待ちテニスをすると試合が長引き体力勝負になりがちです。「シコラー」と呼ばれて嫌がられるようなプレーヤーがそれで、とにかく拾ってつなげて相手が音を上げるまで頑張ります。勝負には強いですが、残念ながらあまりプレーヤーとして尊敬はされません。

 僕らのようなシニアプレーヤーになってくると、守備はそれなりに上手にはなりますが、体力が落ちてきているので、粘って取るポイントはきつくなります。それがダブルスであっても、なるべくなら1ポイントを短く、1ゲームも短くしたくなります。となると、ある程度は攻撃的なテニスをしていくしかありません。なにせ待っていても相手も簡単にはミスをしてくれないので。

 サービスだけで終わるのが理想ですが、そこまでのサービス力はないので、サービスからのボレーで決める、リターンからでもネットに詰めてボレーで終わらせる、そういうポイントが増えていくと体力をあまり使わずに済みます。それもパワーとスピードではなく、組み立て方でそういうテニスをしたいなと思っていろいろと研究しています。

 まあ最近あまりにも暑いので、さっさと終わらせたいというのが本音ですけどね。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」