１１月のサックスの発表会に向けて準備を進めています。まだ４ヶ月以上も先の話ではありますが、曲自体は３月にX Japanの「Forever Love」と決めていて、すでに練習も着々とやっています。ただ曲は決まったものの、どういう構成でやるかは難題でした。と言うのも、普通に原曲通りに演奏すると８分を超えてしまうからです。

　大抵発表会の曲は５分以内でと決められています。８分オーバーはいくらなんでも長すぎますし、しかも同じメロディの繰り返しが多いので聴いている人に飽きられてしまいそうです。と言うか、演奏している自分でも飽きます。

　８分のうち前奏、間奏、後奏で半分くらいあるなので、これまた間延びすること間違いなし。と言うことで、当初から先生と原曲をそのまま演奏するのではなく、構成をどうするか相談していました。特に延々と38小節も続く間奏部分をどうするかがポイントでした。

　で、今日相談して決めたのは、本人たちがライブで演奏したアコースティックバージョンの構成にすること。これは長い曲を巧みにアレンジして短くしてあって、５分少々にまとめられています。これくらいなら発表会の演奏としては問題ない長さでしょう。間奏もほぼ省略されていて完璧です。

　あとはサビで先生にハモりで入ってもらうことも決めました。ボーカルではなくサックスでメロディを演奏するわけですから、原曲のままではなく、それなりにサックスらしいアレンジを入れていかなくては面白くありません。こういうことを考えているのは本当に楽しくて、音楽を始めて良かったなぁと感じる瞬間です。