幹事クリタのコーカイ日誌2018

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4月29日 ● 3回シリーズのレッスン会。

 今日は山本麻友美プロの恒例のレッスン会。1月末、3月末に続き今年3回目ですが、全部同じメンバーが参加して、毎回それぞれが同じテーマで教えてもらっています。と言うのも、いつも一度だけのレッスンでは、その時はわかった気になっても、みんなすぐに忘れてしまうからです。

 3回繰り返せばかなり頭にも体にも残るだろうということと、時間を置きながらプロに見てもらうことで、その間の進歩の具合、というか進まない具合をわかってもらえるので、何がネックになっているのかも指導してもらえます。

 K氏のバックハンドストロークは長年の課題だったのですが、今回じっくりと丁寧に指導してもらったお陰で、少なくとも手出しのボールはある程度きちんと打てるようになりました。問題は生きたボールを打つと途端に崩れてしまうことですが、この原因のほとんどはフットワークにあって、軸足を早く決めてしまうのでその後の対応ができないこともわかりました。後は本人がどれだけ正しいポジションに入れるようになるかです。

 I氏のフォアハンドボレーは上半身も下半身も問題があったのですが、山本プロは特にフットワークの問題を指摘。正しいフットワークを身につけることで、前に出ながらボレーをできるようになりました。腕で打つボレーから足で押すボレーに変わることで、ポヨーンとつなぐだけのボレーが少し改善されました。

 T氏のフォアハンドストロークはスピンがかけられないことが課題だったのですが、これについてもかなりの改良がなされました。意識を変えてネットの高いところを通すことでミスが減り、深さが出た上に、さらに跳ねた後のバウンドが高くなり相手を後ろに下げることができるようになりました。こちらもゲームになると昔の癖が出てネットに突き刺すという課題は残っていますが、少なくとも練習ではいい感じで打てるようになってきています。

 最後に僕のサービスですが、フォームの改造はもう自分で反復練習をして体に覚えこませるだけということで、今日はサービスのコースの打ち分けについて新しいヒントを教えてもらいました。そしてセカンドサービスに関しては技術よりもメンタルだということで、確かに練習なら入るのに、緊張してくると入らなくなるわけですから、まさにメンタルの問題。そこでどうしたら良いのかというヒントもひとつ教えてもらいました。

 4人がそれぞれのテーマを3回にわたって教えてもらったことで、大なり小なりの進歩は確かにあったようです。焦らずにしっかり時間をかけて学ぶことの大事さを改めて痛感しました。


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