幹事クリタのコーカイ日誌2018

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1月3日 ● 石橋貴明とテニス。

 正月恒例の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」ですが、相変わらずと言えば相変わらずのマンネリ具合ではありましたが、テニスだけは毎年楽しみにしています。今年は例年のように錦織も出なければ海外のレジェンドも登場しませんでしたが(マイケル・チャンはもうレギュラーなので除く)、日本が誇るレジェンド伊達公子が登場したので「格が下がった」感じはしませんでした。

 伊達は引退したばかりですからサービスを除けばプレーもまだまだ現役並み。マイケル・チャンとのラリーも見応えがありましたし、なにより伊達ならではの負けず嫌いっぷりが松岡修造とコラボすることで上手くミックスされてバラエティ的に消化されていたのは面白かったです。

 テニスファンとしては加藤未唯が出てきたのも「おっ」と思いました。加藤は昨年の全豪で穂積絵莉と組んでダブルスのベスト4に入る活躍を見せた23歳。昨年はダブルスだけではなくシングルスでもブレイクしてランキングも123位まで上がってきています。小柄ですが笑顔が可愛らしくてマスコミがいつか注目するんじゃないかと思っていましたが、石橋貴明が見つけてくるとは、さすがテニス好きだけのことはあります。これをきっかけにもっと注目が集まりそうで、日本のテニス界にとっては良いプロモーションになりました。

 ところで肝心のとんねるずですが、木梨はともかくテニスをかなり熱心に練習しているらしい石橋は少しだけ上達していました。以前にも書きましたが、どう見てもテニスのセンスは木梨の方がありそうで、石橋は足が動かずに手打ちの癖が抜けないのでプレーに安定感がありません。ただそれでも練習を積み重ねれば誰でも上達はするもので、ボレーは下手ながらも反応よくラケットに当てていましたし、ストロークも以前よりも鋭いボールが返っていました。手を抜いているとは言え、伊達や松岡のストロークを返すのはそれなりに難しいはずです。

 ボレーはセンスですがストロークは努力だと僕は考えています。石橋は昨年もテニスの練習はしっかりしたんだろうなと思って見ていました。テニス界にとってこの番組はテニス普及に大きな役割を果たしているので、「みなさんのおかげでした」は終了しても、何とか「スポーツ王」は続いていってほしいと願っています。


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