毎年恒例の正月特番「芸能人格付けチェック」ですが、今年もGACKTが個人連勝を伸ばしました。安定の連勝ぶりでしたが、最近はGACKTが間違えるかどうかよりも、相方が間違えてランクダウンするかどうかが見どころだったのですが、今年はYOSHIKIが相方ということで間違える気配もなく、そういう意味ではつまらなかったとも言えます。

　むしろ２人の絡みや合間の会話など素の部分が見どころで、「DAIGOはHYDE派閥だから」みたいな会話は興味深かったというか、DAIGO自身もSNSでネタにしていました。またYOSHIKIが岩城滉一に「首の具合はどうなの？」と聞かれて「まだ本調子ではない」と答えていたりして、紅白でドラムを叩いたのも改めてちょっと無理したのかなと思いました。

　それ以外での見どころでは昨年に続いて出演した中山美穂がそのダメぶりをいじられていたのも良かったです。「我らがミポリン」と番組でテロップを出されながら、実際にはヒロド歩美アナからも「おい、中山美穂！」と言われるなど、かなり「おいしく」いじられていて、今後も格付けに呼ばれそうな感じでした。

　乃木坂46も昨年に続いての出演でしたが、昨年は意外と好成績だったせいか、今年は尼神インターと組まされて「映す価値なし」まで落ちました。特に生田が「ピアノ歴15年・ミュージカル女優」でありながら、音楽系をことごとく間違えるというポンコツぶりを見せて尼神インターに罵倒されるというバラエティとしては完璧な展開で、いよいよこれは本格的に今年は乃木坂の時代だなぁと感じさせました。

　ただ面白かったことは面白かったのですが、かなりマンネリ感も強くなっています。出題もいつもワイン、音感、楽器、味覚、盆栽、牛肉とワンパターンですから、毎年見ていれば傾向もわかるのでドキドキしませんし、GACKTもどうせ正解するんでしょというのも面白くありません。来年こそは新しい問題を用意して新展開を期待したいと思います。