幹事クリタのコーカイ日誌2016

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4月13日 ● ヘボに教わってはいけない。

 今夜の「プレバト!」のいつもの俳句の査定ランキングを見ていたら、立川志らくが出ていて「自分の俳句結社で宗匠をやっているから」と自信を見せていました。それはズルイなどと他の出演者から文句を言われていたのに、ところが結果はなんと凡人査定。それも何を言いたいのかよくわからない句で、思いっきり直しを入れられていました。

 「いつも直しを入れているのに、直されたなんて初めて」とボヤいていましたが、あの程度の句しか作れなくて宗匠を名乗って直しを入れているのかと思うと噴飯ものです。もちろん、これはあくまでもバラエティなので、実際には志らくが普段は素晴らしい句を詠んでいるのかも知れませんし、番組的に盛り上げるために多少の演出は入っている可能性もあります。ただそれにしてもあれで人の句を直しているというのは驚きです。

 これで思い出したのですが、以前うちのテニスサークルの入会希望者の30代の男性が「僕は普段は初級者の女性を集めてレッスンしています」と言っていたので、さぞかし上手いのだろうと期待したのに、実際に打たせてみたらご本人がどう見ても中級者以下で、まともにバックハンドもサービスも打てなかったことがありました。

 あれで初級者を教えているって、どうやって教えているのか、また教わっている女性たちもバックハンドを打てない人から何を教わっているのかと、とても心配になりました。相手が全くテニス経験がない初心者だとしても、やはり教える側にはそれなりの知識とスキルがないと、初心者の上達は難しいと思います。最初に変な癖をつけてしまうと後々に直すにも時間がかかって遠回りしてしまいます。何事も「師」は選ばないといけませんし、教える側も責任をしっかり感じながら教えるべきしょう。


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