幹事クリタのコーカイ日誌2016

[ 前日翌日最新今月 ]

3月28日 ● 錦織にチャンスのマイアミオープン。

 先週のインディアンウェルズに続き2週連続のマスターズ1000大会のマイアミオープン。すでにベスト16が出そろっています。今大会はマレーとジョコビッチの2強が欠場したために第1シードにバブリンカ、そして第2シードに錦織が入りました。マスターズ1000で日本人選手が第2シードなんて、もう長年のテニスファンとしては胸熱です。

 で、4回戦の組み合わせですが、バブリンカ(1)-ズべレフ(16)、キリオス(12)-ゴファン(8)、フェデラー(4)-バウティスタ・アグー(14)、ベルディヒ(10)-マンナリノ、ナダル(5)-マウー、ソック(13)-ドナルドソン、フォニーニ-ヤング、デルボニス-錦織(2)となりました。組み合わせを見ればわかるとおり、トップハーフはシード勢が多く勝ち残っていて順当ですが、ボトムハーフ、特に錦織の山はシードダウンばかりです。

 順当にいけば準決勝はバブリンカ対フェデラー、ナダル対錦織となります。一番厳しいのは実は第1シードのバブリンカで、若いズべレフも厳しい相手だし、さらにその後は好調な若手同士の勝ち上がった方。若手の挑戦を受けまくる形になってしまっています。それに比べるとフェデラーはシード選手とはいえ比較的組し易いベテラン相手ですから気楽でしょう。

 ナダルは好調のソックとの準々決勝が厳しい組み合わせ。そしてノーシード勢しか勝ち残っていない錦織はよほど体調が悪いとか何かアクシデントがない限りは準決勝までは問題なくいけそうというか、これは負けてはいけないドローになっています。これほどドローに恵まれることも滅多にないでしょうから。

 もともとマイアミは錦織にしてみれば地元ですし、コートも適度に遅く相性が良い得意な大会で昨年も準優勝しています。マスターズ1000初制覇にはもってこいの状況になってきています。ナダルそしてフェデラーの2人を連続で倒しての優勝となれば、大いに自信もつくしテニス界における評価もさらに上がることでしょう。ぜひともこのチャンスをものにしてほしいところです。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」