幹事クリタのコーカイ日誌2016

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3月19日 ● 楽譜作成ソフト。

 サックスを習い始めてからしばらくは練習する曲の楽譜は市販されているものをそのまま使うか、先生が特別に書いてきてくれました。ただアルトサックス用の楽譜って、決まりきった曲しか出ておらず、ピアノやギターほど多種多様な曲が市販されているわけではないので、自分で吹きたい曲を探すのが毎回大変でした。

 で、先生に教えてもらったのがピアノ用やギター用の楽譜をアルトサックス用に移調して自分で楽譜を書くこと。これができるようになると、演奏した曲を探すのがすごく楽になります。しかもアルトサックス用に書かれた楽譜って、なんとなくですが「ダサい」アレンジが多くて、吹いていて「なんか違うんだよなぁ」と思うことが多いので、だったら自分で楽譜を書いた方が納得がいきます。

 そういうわけで、ここ3〜4年はずっと自分で発表会用の楽譜を探してきては手書きで移調した楽譜を作っていました。1曲書くのは毎回半日がかりで、結構肩も凝るし目も疲れるのですが、年に3回くらいのことですから、まあたまにはそういう作業をコツコツやるのも良いかなと思っていました。

 しかし、最近はピアノ譜も自分で書くことが多くなりました。弾き語りをするためです。ピアノ譜はたくさん市販されてはいるのですが、弾き語りをするには自分の歌いやすいキーにする必要があります。前回の「TSUNAMI」、次回の「栄光の架橋」のどちらもキーを原曲から移調しているために、自分でコツコツ手書きです。

 正直、単音のサックスだけなら手書きで良いのですが、弾き語り用までとなると手間が半端じゃありません。そもそもピアノ譜は和音がある上に右手左手と2段あります。さらにボーカル用の楽譜も用意するとなると、サックスの3倍の手間がかかります。手書きしていると腱鞘炎になりそうです。

 これは何とかならないかなと思って探したのがPCの楽譜作成ソフト。調べたら高い市販品から無料のフリーソフトまで何種類もありました。その中から無料で使い勝手が良さそうな「MuseScore」という楽譜作成ソフトをダウンロードして使ってみました。

 まだ今日から使い始めたばかりですが、とりあえず基本的なことはすぐにできるようになりました。直感的に使えるしマニュアルも日本語版があるのでわかりやすいです。使いこなしていけば手書きよりは速く、正確に、美しく楽譜が作れそうです。それに手書きと違って作った楽譜を再生することもできます(やってないけど)。また楽しみがひとつ増えた気がします。


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