幹事クリタのコーカイ日誌2016

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3月8日 ● 憧れの二足の草鞋。

 会社生活も定年まで残り4年を切ったわけで、気分的には早くリタイヤして趣味三昧の優雅な「ご隠居」生活を送りたいと思っているのですが、残念ながらそうなるには先立つものが足りません。10年ちょっと前のもっとも収入にあった頃に、もっとつましく生活してしっかりお金を貯めておけば良かったのですが、もちろんそこまでストイックに生きられるわけもなく、お金はあればあっただけ使ってしまいました。

 そんなわけで定年後どうするかをぼちぼちと考えているわけですが、まず最有力なのは再雇用です。法律で希望すれば全員が再雇用されるわけですから、これが一番何も考えずに手っ取り早いのです。ただそうは言っても収入は激減します。会社は雇用はするけど報酬までは保障しないよ、ということです。それなのに今と同じ時間だけ拘束されるなんて「ご隠居」に憧れる僕としては真っ平御免です。

 で、うちの会社の定年後の再雇用にはパートタイムというのもあります。フルタイムで週5日働きたくない人向け、と言えば聞こえはいいですが、むしろ会社側としては少しでも払う金額を減らしたいためでしょう。パートタイムは週3日勤務の代わりに報酬もフルタイムの半分くらい。5分の3にならないところがミソでして、そこだけ考えれば損ですが、パートタイムの場合はフルタイムと違って空いている時間に副業をしても良いのです。

 なので、僕としては週3日会社に行きつつ、念願のテニスコーチを空いている時にやることも可能なわけです。もちろん、コーチとして雇ってもらえるかどうかはまた別問題ですが、そういう可能性があると考えると、パートタイムで会社で働きつつコーチとの二足の草鞋でも良いかなぁと思ってしまいます。

 このプランの良いところはどちらも「ほどほど」にできる点です。会社の再雇用だけではきっと飽きてしまうし現役時代と同じだけ働くのかと思うと不満もたまりそうです。かと言ってコーチだけでは体力面でも収入的にも不安です。そもそもテニス経験は長いけれどもコーチ経験はゼロですから、雇ってもらえたとしても大した収入にはならないだろうと思います。あくまでも趣味の延長のテニスコーチですから、小銭をもらいながらテニスできればそれでいいのです。

 本当はすぐにでもそういう生活に入りたいくらいです。残念ながら年金をもらえるようになるまではまだ9年ありますから無理ですけどね。


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