幹事クリタのコーカイ日誌2016

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3月1日 ● 新郎の父の衣装合わせ。

 5月に息子の結婚式を控え、今日は結婚式場へ衣装合わせに行ってきました。と言っても、新郎の父が着るのはモーニングと相場が決まっているので、ほとんど迷うことはありません。紋付という選択肢もあるのかなと思っていたのですが、どうやらそういう選択肢は最初から用意されていない様子。まあ僕が着てもヤクザの親分のようになりそうだったのでモーニングで良いのですが。

 式場が出してきた貸衣装は3パターン。3万円、4万円、5万5千円(税別)。パッと見の違いはほとんどありません。若干の色味の違いと形の違いはありますが、ほぼどれも同じ印象です。価格の差は素材の差のようです。本当は3万円で良いかなぁとも思ったのですが、すでに新婦の父が3万円を選択済みだと聞いたので、全く同じというのもどうかと思って4万円にしました。

 着てみましたが、比較的ゆったりと作ってあるのか、僕でもゆとりです。もっとジャストフィットしていても良いかなぁと思うくらいでしたが、面倒だし長時間着ていることになるのでゆったりサイズにしました。4万円に含まれるのは上下とベストとサスペンダーまで。シャツは別ということで3千円。ネクタイとアームベルトも含まれるということだったので、スタンドカラーのシャツは持っていますが、持ち込むのが面倒なので借りることにしました。

 靴はレンタルもあるそうですが、黒い紐の靴ならどれでも良いと言われたので、これは自前の靴に。ラペルピン(胸につけるアクセサリー)もレンタルがあると言うのですが、なんと8千円。だったら自分の持っているラペルピンにすると言ったら「モーニングに穴が空くので持ち込みは不可」だと言うのです。いや、どちらにしても穴は空くでしょ、と思いましたが、息子の結婚式なのに親が式場と揉めても仕方ないのでラペルピンはなしにしました。あれ、気取っていて好きなんだけどな。

 靴下も千円で礼装用を売ってくれるそうですが、当日にしか渡してくれないというので、だったら自分で買ってはいていくことに。靴と靴下は家から履いていった方がどう考えても楽ですから。結局自前で揃えるのは靴、靴下、肌着、白いハンカチということでした。見積もりは税込で4万7千円弱。高いです。こうやって結婚式場は儲けるんだなと改めて思いました。

 僕は自分の30年前の結婚式は全て手作りでやったので、こういう業者との交渉はありませんでした。式場に言われるままにやれば楽だよと言いますが、打ち合わせとか結構大変な上に、簡単に大金が積み重なっていくのがもったいないなぁと思ってしまいます。何より自由度の低さが気になりました。本当は新郎の父がもっとファンキーな格好をしたっていいじゃんと思うのですが、新郎新婦がちゃんと型通りにやりたいのなら付き合うかと諦めています。


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