幹事クリタのコーカイ日誌2016

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12月15日 ● 大雑把でいい加減で気がつかない人。

 世の中を生きていく上でストレスはつきものです。うちの娘など働き始めてからストレスまみれで泣き暮らしています。もっとも本人にとっては泣くほど嫌なこと、辛いこと、悔しいことなのでしょうが、僕からしたら「そんな些細なことで泣いてたらやってけないぞ」ということばかりです。働いていればその程度のことはいくらでもあると思いますが、そこが社会人歴33年と1年の差でしょう。

 もっともいくら経験を積んで耐性をつけたとは言え、やはり腹が立つことはいくらでもあります。経験であらかじめ予測できるし避けたり構えたりして直撃を食らわないようにダメージを和らげたり、そのダメージを適当に受け流したりしていますが、根本的に他人はやはり他人で自分とは違うのですから、どうしてもズレや食い違いは起きます。

 最近年を取るにつれて気になるようになったのは、「まあいいじゃん」で何でも済ますような大雑把でいい加減で気がつかない人です。「もっと他人の気持ちを考えろ」「少しは注意深く周りを見ろ」「何も考えずにモノを喋るな」などと思ってついイライラします。いつまでも子どもじゃないんだから、周囲をちゃんと見た言動をして欲しいのですが、深く考えずに自分のしたいことを主張し、そのくせ他人の気持ちには鈍く、そして想像力に乏しいタイプ。結構います。

 逆にあまりにも周りに気を遣いすぎる人も一緒にいて疲れますが、それは本人がストレスを勝手に自分の中で増幅させているので「もう少し楽にすれば」と心配になるからです。大雑把でいい加減な人と言うのは自分で負うべきストレスを他人に押し付けて肩代わりをさせているようで、それにイライラするし、その流れ弾に自分が当たったりすると余計に腹が立ちます。

 もちろん大人ですから、それを表に出さずに笑っていたりすることも多いですが、心の中では「あー、やっぱりこいつとは合わない」と敬して遠ざけることを考えています。


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