幹事クリタのコーカイ日誌2016

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11月25日 ● 酔っぱらい電話。

 昔から夜中の電話というのは良くないことと決まっています。身内の突発的な事故、知人の訃報、仕事でおきた不測の事態、といったところが定番です。そしてもうひとつ。それが「酔っぱらった友人」です。夜中に酒場で盛り上がった友人が「ちょっとあいつにかけてみよう」といきなり電話をしてくるのです。

 電話をかけた方は酒場の雰囲気のままですからハイテンションです。呂律も回っていないし、話も飛び飛びで訳がわかりません。いきなりその場に居合わせた知らない人に電話を代わられて会話に困ったりします。受けた方は大抵家で寛いでいるか、もしくはまだ残業をしているので、そういう電話にとてもついていけないし、はっきり言って迷惑です。毎晩自分も酒場を徘徊しているような人種ならお互い様ですから良いでしょうが、少なくとも僕はそういうタイプではないので、酔っぱらいからの電話はひたすら迷惑でしかありません。

 ただ僕のことを知っている男の友達はまずそんなことはしません。酔っぱらいに対して僕はノリが悪いですから、酔っぱらっていてもそれはわかるのでしょう。僕に酔っぱらって電話をかけてくるのはほぼ女性です。普段は女性を甘やかすタイプなので、酔っぱらってますます甘えてくるのはわかるのですが、実は僕は酔っぱらっていたら男性でも女性でも嫌いなので冷たいのです。

 しかし酔っぱらった女性は決まって同じことを言います。「酔ってないよ」。いや、酔ってなければいきなり夜中に電話をかけてきたりしないでしょ。そして好きなだけ喋っていきなり電話を切られてしまいます。挙句に後日「えー、電話したかな?覚えてない」と言われるのです。本当にロクなもんじゃありません。

 もちろん、そんなことをされたからと言って絶交したりするわけではありません。「しょーがないなぁ」と溜息をつくだけですが、どうせ連絡をくれるなら素面で「今度飲みにいきましょう」くらい言ってほしいものです。それがないから余計に酔っぱらい電話は腹が立つんですけどね。


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