幹事クリタのコーカイ日誌2016

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9月1日 ● ミスジャッジがあったとしても。

 サッカーW杯アジア最終予選が始まりました。日本は初戦で難敵UAEとホームで対戦。さすがにホームだから負けることはないだろうと思っていたら、コロッと1-2で負けてしまいました。苦難の船出です。

 試合は日本が本田の華麗なヘッディングシュートで先制し、これは勝ちパターンかと思いきや、UAEにフリーキックで直接決められ同点に追いつかれ、さらに後半にPKを与えてしまい逆転されました。そして後半32分には浅野のゴールで同点に追いついたかに見えましたが、これを審判がノーゴールと判定。映像で見る限りは完全にラインを超えていて得点なのですが、幻のゴールとなってしまいました。そのまま時間は無情に過ぎて日本は手痛い敗戦を喫してしまいました。

 審判のミスがなければ引き分けには持ち込めていたところですから、審判に文句を言いたいのは当然ですが、「これがサッカー」というのもまた事実。こうした運不運はつきものですから、それを乗り越えるだけの力がなかった日本代表の限界を感じました。なにせホームです。W杯16強を狙うチームなら2点差くらいつけて勝って当然なのですから、ジャッジミスくらい乗り越えられなくてどうするんだ、と思います

 データによれば、最終予選がホームアンドアウェー方式となった98年フランス大会以降、予選を勝ち抜いた延べ18カ国の初戦成績は13勝5分けと負けなし。黒星スタートでW杯に出場した例はないそうで、これからすると日本はかなり厳しい状況に追い込れたと言えるかも知れません。ただ僕はそこまで心配はしていなくて、確かにホームで勝ち点を取れなかったことは残念ですが、これでチームは引き締まるのではないかと思っています。

 油断していたとか緩んでいたとかまでは言いませんが、何となく「アジアは通過点」という雰囲気があり、勝って当然という驕りがどこかにあるように感じていました。初戦をホームで落とすというハンデを背負ったことで、W杯出場に黄信号がともりました。まだ予選B組にはオーストラリアを筆頭にサウジもイラクもいます。2位までに食い込むのは大変です。ここからどう立て直して、どのような戦い方をしていくのか、注目したいところです。


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