幹事クリタのコーカイ日誌2016

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8月12日 ● リオ五輪テニスベスト8。

 リオ五輪の男子テニスのベスト8が揃いました。メダルしか興味がない日本のスポーツマスコミはほとんどテニスのことを報道していませんが、テニスファンはベスト8あたりになるとかなり盛り上がってきます。一番面白いのが準々決勝から準決勝にかけてですから。好カードばかりになって誰が勝ち上がるのか楽しみです。

 準々決勝の組み合わせは次のようになりました。デルポトロvsバウティスタ・アグー(10)、ナダル(3)vsベルッチ、錦織(4)vsモンフィス(6)、マレー(2)vsS・ジョンソン。順当にシードを守ってきたのはナダル、錦織、モンフィス、マレーの4人だけ。ジョコビッチが初戦でデルポトロに負けて衝撃が走りましたが、他にもちょこちょこと有力選手が負けています。そんな中できっちりと勝ち上がってきた錦織は立派です。

 ただ問題は次のモンフィス戦。4試合の準々決勝のうち、もっとも接戦が予想される試合です。幸いチリッチがモンフィスに負けてくれたのは錦織に少し運があるかなと思いますが、とは言え今年のモンフィスは好調をずっと維持してきていてランキングもかなり上げてきました。錦織が受けて立ってしまうと危ういのではないかと思います。あくまでもチャレンジャーの気持ちで向かっていければいいですが。

 他の3試合は恐らくデルポトロ、ナダル、マレーが勝ち上がってくることでしょう。錦織がモンフィスに勝って準決勝に進んでも、この3人が相手となるとメダル獲得はかなり大変です。全員に対して錦織はこれまで負け越していますから、3位決定戦になったとしても苦戦は免れません。ただ決して勝てない相手でもありません。マレーはともかく、デルポトロとナダルは故障に苦しんできていて完調ではないでしょう。錦織の左わき腹が痛まなければ十分に勝機はあります。お互いに体調次第という感じはします。

 まあまずは目の前の強敵であるモンフィスにきちんと勝てるかどうかです。期待しましょう。


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