幹事クリタのコーカイ日誌2016

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4月28日 ● 平手友理奈は山口百恵の再来か。

 今月「サイレント・マジョリティー」でデビューした欅坂46。その名の通り、乃木坂46の妹分です。乃木坂46は今や公式ライバルであるAKB48を凌ぐほどの人気を獲得しているので、その2匹目のドジョウ狙いです。もっとも最初その企画が発表された時にはそこまで期待はされていなかったと思います。すにでAKB48グループは乱立していて、ファンも「またか」と感じたのでしょう。

 しかし欅坂46は当たりました。デビュー曲「サイレント・マジョリティー」は女性グループアイドルとしては異例のヒットとなっています。楽曲、歌詞、世界観がこれまでのAKB48グループとは一線を画していて、クオリティが高く、秋元康の全力ぶりがうかがえます。そして何より欅坂46のロケットダッシュを牽引したと思われるのはセンターを務める14歳平手友梨奈の存在です。

 平手は普通に立っているだけだと、それほど目立つ感じではありません。おとなしい、むしろ地味な女の子です。ところがいざパフォーマンスに入るとガラリと雰囲気が変わります。それまで隠していたオーラがいきなり放射されるような圧倒的な「力」を感じさせます。14歳とは思えない表情、目力、存在感。思わず彼女に目を奪われてしまい、他のメンバーが視界から消えてしまうほどです。

 この感じは誰かに似ているなと考えたら、思い出したのが山口百恵です。とても中学生とは信じられないその他を圧倒するオーラは、山口百恵以来です。40年ぶりの逸材、と、言い切ってしまうのはまだ余りにも時期尚早ですが、その可能性を感じさせるほどのスケール感があります。今後の成長ぶりが楽しみであるとともに、平手をどう育てていくのか、秋元のプロデュースにも期待したいと思います、って言うか、ちゃんと育てられるのか不安。


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