幹事クリタのコーカイ日誌2016

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3月11日 ● 春のセンバツ組み合わせ。

 久しぶりに高校野球のことを書きます。昨年はかなり高校野球に熱中しました。プロに進むような良い選手が多く、前評判の高かったチームが実力通りに勝ち上がったお蔭です。何年かに一度、そういう「当たり年」が巡ってきます。ハンカチ王子とマーくんが投げ合った年とか、松坂世代が活躍した年とか、PL学園のKK時代の年とか。

 今年がそういう年になるかどうかはわかりませんが、とりあえず春のセンバツの組み合わせが発表されたので展望をしていきます。センバツは大事です。これをきちんと見て良いチームや選手を覚えておくと、夏が楽しめます。特に今年はわが愛知代表の東邦の前評判が高いだけにより楽しみです。

 春はトーナメントの組み合わせが最後まで決まっているので、あらかじめ勝ち上がりの予想がしやすくなっています。Aブロックは実績のある常総学院が本命。エース鈴木は昨年も甲子園を経験しているのが強み。ただ初戦から鹿児島実と強敵と当たるのでそこは要注意です。Bブロックは東邦が中心。投打の軸である藤島を中心に控えの投手陣が整っているので、トーナメントを勝ち上がる実力十分。しかも藤島はバッティングでも注目されているプロ入り有望株。未来の中日の主軸になってほしいところです。対抗するのは八戸学院光星か。明徳、平安など強豪校、伝統校が揃っただけに予測が難しいブロックです。

 Cブロックには大本命の大坂桐蔭。エース高山は150km左腕で今大会の目玉。しかも打線も強力だけに優勝候補筆頭。このブロックの九州大会覇者・秀岳館と昨夏甲子園8強の花咲徳栄が注目の好カード。大阪桐蔭と言えども油断はできない相手が揃っています。Dブロックはセンバツ連覇を狙う敦賀気比が最有力。エース山崎もプロが注目するドラフト候補。ただ初戦の青森山田も強豪だけにどうなるかわかりません。神宮大会を制した高松商や、「松坂2世」と呼ばれる創志学園の高田も同じブロックに入って、ここの勝ち上がりも予測が難しいところ。

 と言うことで、良い感じに強豪が散らばりました。大本命は大阪桐蔭、対抗が東邦、敦賀気比でしょうか。ただ3校とも強豪の多いブロックだけに、少し楽そうな常総学院がスルスルと抜け出してくることもありそうです。また3年生の好投手が多く、秋のドラフト候補が揃っているのでセンバツと夏を通じてじっくり見ると楽しみも増すというものです。


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