幹事クリタのコーカイ日誌2016

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1月1日 ● あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。本年も「コーカイ日誌」をよろしくお願いします。

 さて、2016年が始まりました。早いもので21世紀になってすでに16年目ということです。随分と未来に生きているなぁという感じがします。僕が子どもの頃には「21世紀まであと30年」みたいなことを言っていました。それなのにあまり未来感がないのは、やはりじわじわと未来はやってくるからですね。一気に50年くらい時代を飛び越えてきたら、きっと今は随分と未来な世界なんだろうなと思います。特にデジタル系技術の発展は当時の想像をはるかに超えています。せいぜいテレビ電話とか薄型テレビ程度のことしか当時は予想できませんでしたから。

 そんな未来のまっただ中ですが、今年の僕の目標は昔と変わりません。「健康に生きる」ことと「楽しく過ごす」ことです。怪我や病気は年齢を重ねるとともにその重みを増してきます。健康に対する不安は尽きませんし、一度体調を崩すと回復に時間がかかるようになります。下手をすると死んじゃうな、というところまで実感できるようになってきました。

 僕が「死ぬこと」に実感を感じ始めたのは30代半ばくらいでした。それまでは子どもの頃の延長線上にいて、「死」は概念としてはあっても、自分の身に起きることとして実感できるまでには至っていませんでした。それが30代半ばから徐々に自分も死ぬんだよな、ということを感じるようになり、それが年を経るごとに強く実感できるようになってきましたし、死を恐れる気持ちもどんどん強くなってきました。

 最近は考えても怖いだけなので、極力考えないことにしています。その代わりに「楽しく生きる」ことをなるべく考えています。問題のすり替えですが、そうした方が残りの人生を有意義に過ごせそうなので、積極的にそのすり替えを行うようにしています。では「楽しく」というのは具体的にどうするのか?まずやることは嫌なことから「逃げる」。これが第一です。もちろん「立ち向かう」「乗り越える」という手段もありますが、それはあくまでも「乗り越えられそう」という目算がある時だけで、そうじゃない時はとっとと逃げた方が時間と体力をロスしないということは50年以上の経験から学びました。

 次に大事なのは「楽しいことを見つける」ことです。「逃げる」には逃亡先が必要です。ただ逃げただけで目的地がないと、ずっと逃げているだけで辛いのです。逃げ込める先があって初めて「逃げる」は成功です。その逃亡先が家族でも趣味でも友達でも異性でも良いのですが(中には仕事が逃げ場の人だっているでしょう)、僕の場合は趣味がいま一番の逃亡先になっています。

 と言うことで、結局今年もここ数年と変わらず「趣味を楽しむ」ことが具体的な抱負です。テニスと音楽演奏をしっかりやれたら、それで健康増進、ストレス解消、仲間作り、達成感などが満たされるわけです。50代も後半に入ってくるわけですから、もっと仕事の時間を減らして、趣味の時間をより一層充実させようと目論んでいます。だってそうじゃないと本当にいつ死んじゃうかわかりませんからね。


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