幹事クリタのコーカイ日誌2015

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10月29日 ● 鷹と燕では勝負にならないのか。

 日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスが東京ヤクルトスワローズを4勝1敗で制して2年連続の優勝を果たしました。圧倒的な強さでした。戦う前からホークスが勝つだろうとは多くの人が予想していたとことでしょうが、短期決戦では何が起きるかわからないしスワローズにも勢いがありそうだしと思っていたら、その程度のことなど歯牙にもかけないほどのホークスの強さでした。

 投手力に差があるのは最初から思っていた通りでしたが、打力は互角かと思いきや、層の厚さが全然違いました。スワローズも中軸の2人(山田・畠山)は確かにホークスと遜色ないかもと思わせましたが、それ以外の前後の打者も控えの野手も戦力差にかなりの開きがありました。他球団ならレギュラークラスの野手が控えでベンチにいるのですから、あれではスワローズ投手陣もたまったものではありません。ホークスは4番内川を欠いているのです。もし内川が健在だったら本当に4タテだったかも知れません。

 スワローズの見せ場は第3戦の山田の3連発だけでした。まあこの結果も仕方ありません。なにせセ・リーグとパ・リーグではかなりレベル差があることは交流戦で明らかだったし、そのレベルの高いリーグのぶっちぎりのチャンピオンと、レベルの低いリーグのどんぐりの背比べの1位では勝負にならないのも当たり前です。古の某加藤投手のように「ロッテより弱い」とホークスの選手に言われなかっただけ良かったです。

 とにかくホークスが強すぎます。いっそホークスはメジャーリーグに行ったらどうかと思います。ワールドシリーズチャンピオンと世界一決定戦をやっても面白そうですが、向こうは真剣勝負はイメージダウンになるだけだから受けないでしょう。それよりリーグに加わって1シーズン通して戦ってどこまで勝てるのか見てみたい気がします。


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