幹事クリタのコーカイ日誌2015

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9月19日 ● デ杯コロンビア戦。

 全米が終わってテニス界はデ杯ウィークに入っています。日本はワールドグループのプレーオフをコロンビアと戦っています。この対戦で勝てばワールドグループに残留できますから何としても勝ってほしいところですが、敵地での対戦だけにかなり苦しい戦いとなっています。

 初日はシングルス2試合。日本はナンバー2のダニエル太郎がナンバー1のヒラルドに負けて、ナンバー1の錦織がナンバー2のファジャに勝ったので1勝1敗になりました。予定通りの結果ですが、ただ思ったよりもどちらの対戦も接戦で、ダニエルは2セットダウンから追いついてフルセットにもつれこみました。経験の差からか、ファイナルセットはヒラルドに取られて負けたものの、次への可能性を感じさせる負けでした。逆に錦織はストレートで勝ったものの3セットとも接戦で、ファジャに思わぬ苦戦をしました。さすがに敵地での試合は厳しいのか、もしくは全米の初戦敗退ショックを引きずっているのかなと思いました。

 2日目はダブルス1試合、そして3日目にシングルス2試合で勝負は決まりますが、ダブルスは内山と西岡では恐らくコロンビアのベテランペアに勝ち目は薄いでしょうから、3日目のシングルスに日本は賭けることになります。さすがに錦織はナンバー1対決に勝てると思うので、ナンバー2対決のダニエル次第ということになります。

 これは錦織がエースになって以来、日本のいつものパターンです。錦織が2勝として、あと1勝をどこでもぎ取るか。錦織をダブルスにも出すというのもひとつの選択肢ですが、故障が多い錦織だけに3試合使うのは心配です。やはり日本にとっても錦織にとっても一番良いのは錦織に続くナンバー2が勝利をあげること。その役を今回はダニエルに託すということになりました。ここで勝てばダニエルも自信をつけて大きな飛躍のきっかけになりそうです。

 さらに錦織も全米でのショックを切り替える良い転機になると思うので、ぜひ日本の勝利を願いたいと思います。


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