幹事クリタのコーカイ日誌2015

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8月24日 ● 堀北真希の交際ゼロ婚。

 基本、芸能人のプライベートなゴシップとかあまり興味はないのですが、山本耕史と堀北真希の結婚を巡る話題はちょっと面白かったです。山本は6年前に堀北とテレビドラマで共演した時から堀北にぞっこんで、電話番号を聞いたら事務所の連絡先を教えられた。それでも諦めきれずにNHKの大河ドラマ「平清盛」撮影中に朝ドラ「梅ちゃん先生」撮影中の堀北のスタジオに通って、もう来ないでと言われた。舞台で共演してまた口説き、40通ものラブレターを送ったが返事はゼロ。さらに堀北が京都に移動すると聞いて、当てずっぽうで新幹線に乗ったら奇跡的に出会えた。そして交際していない状態なのに「結婚しよう」とプロポーズした。

 以上、どう考えてもストーカー行為です。相手に何度も断られているのに、執拗につきまとっています。挙句に交際もしていないのにプロポーズって、もう頭おかしいと言われても仕方ありません。結果的に「交際ゼロ」で結婚ということになりましたが、それは本当に稀なケースであり、山本というイケメン人気俳優だから成功したのであって、勘違いした一般人が真似をしたら警察沙汰になりかねません。

 もちろん山本の異常なストーカーぶりが本当の話なのか、それとも堀北の「清純」イメージを守るために作られた話なのかはわかりませんが、単なる掘北のイメージ対策としてでっち上げた話だとしたら、ストーカー被害を拡大させかねない罪作りな嘘です。恐らく根も葉もない話ではなく、ある程度は本当の部分があるんだろうとは思いますが、社会的影響を考えて、もう少しオブラートに包んでマイルドな「一途な恋バナ」にしておけなかったのかなと思うほどです。

 とは言え、ある一定の割合でこうした「押し」に弱い女性がいることもまた事実。一見モテないように見えてちゃんと女性を口説き落とせる男の共通点は「マメさ」「押しの強さ」そして「めげないメンタル」です。もちろん全ての女性がこれで落とせるわけではないのですが、ダメなら切り替えて次にいける立ち直りの早ささえあれば、何人も口説いているうちにちゃんと「当たり」をひくことができます。「愛されていることが幸せ」と思う女性は結構な割合でいますから。

 問題はこういう押しの強い男性は、実は困難な相手を口説き落とすことが楽しくてやっているケースがそこそこいることです。ゲーム的に楽しんでいるので、口説き落とした後は急に醒めてしまって「釣った魚には餌をやらない」というタイプが多いのです。そして口説き落とす最終兵器が「結婚」ですから、結婚後はまた別の女性を口説きにいきます。挙句に浮気がバレて離婚を繰り返すなんてことになりかねません。

 山本がそういうタイプかどうかはわかりません。もしかしたら究極の一途なタイプかも。ただその場合は支配欲が強く、嫉妬深くて束縛がきついというケースになったりするので、どちらにしても油断はできないと思います。少女マンガに出てくるような、一途にヒロインを愛してくれて、守ってくれて、優しくて、なんて完璧な男性は現実にはまずいませんから。やっぱり結婚前にちゃんと交際した方が良いと思うんですよねぇ。相手を見極める時間はお互いに必要ですよ。


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