幹事クリタのコーカイ日誌2015

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7月9日 ● ウィンブルドンBEST4出揃う。

 いよいよウィンブルドンもベスト4が出揃いました。ジョコビッチvsガスケ、マレーvsフェデラー。トップ3選手は順調に準決勝進出でしたが、第4の男バブリンカがガスケに競り負けました。現役選手でも片手バックハンドでは1,2を争う選手同士の対戦でしたが、今大会好調のガスケが全仏王者のバブリンカを振り切りました。

 この対戦、番狂わせには違いありませんが、ただことウィンブルドンに限って言えばガスケの方が実績があります。コート適性という意味では芝が苦手なバブリンカ相手なら十分勝機があったと言えると思います。若い頃から天才と呼ばれたガスケが久々に勝ち上がってきたのですから、ここは更なる活躍を期待したいところですが、次は王者ジョコビッチです。どこまで牙城に迫れることやら。

 そのジョコビッチは4回戦でビッグサーバーのアンダーソン相手に2日がかりの苦戦を強いられましたが、あのくらいでは準々決勝でビクともしないあたりがさすがナンバー1です。バブリンカの爆発力の方が天才ガスケよりもイヤだったかと思うので、恐らくあっさり決勝に勝ち上がって相手を待ち構えることになるんでしょう。

 さて注目のマレーとフェデラーの対戦。お互いに芝は大得意なコートです。最後にウィンブルドンでフェデラーが優勝した時の決勝の相手がマレー、そしてその直後に行われたロンドン五輪の金メダリストがフェデラーに勝ったマレー。これまでの対戦成績もほぼ互角ですし、どちらが勝つか全くわかりません。地元マレーの方が応援は多いでしょうが、フェデラーも人気者。しかもキャリア的にフェデラーにグランドスラム制覇のチャンスはそう多くは残されていないでしょうから、フェデラーファンの応援も熱を帯びることでしょう。

 2人とも今大会は危なげなく勝ち上がってきていて好調そうです。強いて言えばフェデラーはサービスが本当に絶好調なので、よりマレーにプレッシャーがかかるかなというところ。ただジョコビッチとの相性を考えるとマレーの方がジョコビッチにとってはイヤな相手かも知れません。

 僕の予想では決勝はジョコビッチvsフェデラーと昨年と同じ顔合わせになるのではないかと思います。ジョコビッチの連覇か、フェデラーの雪辱か。いやいや、そこまで先走るよりもまずは準決勝を楽しみたいと思います。


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