幹事クリタのコーカイ日誌2014

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12月8日 ● 聖子と嵐の紅白初トリ。

 今年の紅白歌合戦のトリが紅組が松田聖子、白組が嵐に決まったそうです。大トリにもなる松田聖子も嵐も初めてのトリを務めるということで、嵐はともかく聖子がこれまでトリになったことがないというのはちょっと意外でした。

 紅組のトリと言えば、僕がまだ子供の頃はいつも美空ひばりという印象でした。実際、1967年から6年連続で美空がトリを務めてきています。その後は都はるみや八代亜紀といった演歌の大御所歌手がいつもトリをとっていましたが、1978年、19歳の山口百恵がトリになった時はとても鮮烈でした。未だに紅白史上最年少のトリの記録らしいですが、百恵と聖子は3歳違いなのに、初めてのトリになるのは30数年以上の時の隔たりがあったことも感慨深いものがあります。

 聖子は本来なら20代の人気絶頂期にトリをやっていてもおかしくありませんでした。中森明菜と人気を二分していた頃なら十分にトリを務める人気も実力もありましたが、まだ80年代は演歌人気も高かったので、アイドルがトリという雰囲気ではなかったのでしょう。今年トリとして何を歌うのか注目しています。本命は「あなたに逢いたくて」、対抗は「瑠璃色の地球」かなと思いますが、個人的には「赤いスィートピー」か「SWEET MEMORIES」が好きなので、どちらか歌わないかなぁ。

 白組の嵐は順当だと思います。5年連続の司会ですし、今年も男性歌手の売り上げでは断トツの1位。先輩のSMAPはすでにトリも経験していますから、今年嵐がトリを務めることに事務所的にも問題ありません。人気も安定していてイメージも高く、非の打ちどころがありません。北島三郎が紅白を昨年で卒業し、今年から名実ともに「白組の顔」に相応しいのは嵐でしょう。

 強いて言えば、トリの組み合わせだけですかねぇ。松田聖子がトリなら白組は郷ひろみの方が面白かったし、嵐がトリなら紅組の時代の顔はやはりAKB48なんじゃないかと思います。それだけがちょっと残念といえば残念です。


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