幹事クリタのコーカイ日誌2014

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11月22日 ● 発表会前夜の1人作戦会議。

 11月22日は「いい夫婦の日」ですが、そんなことよりも僕はミュージックスクールの発表会の日です。いよいよ残り15時間くらいになってきました。これまでも時々書いてきたように、ピアノはレ・フレール「エンドロール」を1年近くずっと練習してきました。1年前には、とても自分で弾けるとは思えなかった難易度の高い曲です。なにせこれまでは「初級」とか書いてある易しい楽譜の曲を弾いていたのに、いきなりプロが弾いているのと同じ楽譜ですから大変なんてものじゃありません。いわゆる「無理ゲー」です。

 もちろん、これは自分でやりたいと言い出した曲である以上、逃げるわけにもいきません。1年間悪戦苦闘してきた成果を発表するわけです。とは言え、実は未だに完成には至っていないので、本番の出来も残念ながら想像はつきます。練習以上の結果が本番で出るわけもありませんが、、自分なりに精一杯楽しんで弾くしかありません。

 それに対してサックスは完成度は高いです。楽譜を読んで1ヵ月後にはほぼ吹けるようになっていました。曲を決めてから3ヶ月練習したので、もう練習では全く問題はありません。ただ問題なのはいつもいつも本番でしくじることです。これまで11回発表会をやりましたが、練習通りに吹けたのはたった2回です。成功率が低すぎ。ピアノはまだ2回しか発表会をしていませんが、だいたい練習通りに本番もできています。それなのに、なぜかサックスはいつもどこかで失敗するのです。

 考えられる原因はピアノは鍵盤に向かい合っていて、お客さんのほうを見ていないからではないかと思いました。向き合っていないので、あまり観客を意識しなくて済むので練習と同じようにできます。サックスはそういうわけにはいきません。真正面から向かい合います。いろいろと視界にも入ってきます。緊張するし集中も乱れてしまうのです。

 というわけで、今回はひとつ秘密兵器を用意しました。楽譜です。なんだと言うなかれ。実はこれまでサックスは全て暗譜して発表会では楽譜なしで臨んでいました。今回ももちろん楽譜を見なくても吹けるようになっていますが、敢えて楽譜を見ることで集中できるのではないかと考えたのです。果たしてこの作戦がうまくいくかどうか、結果はまた明日ご報告します。


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