幹事クリタのコーカイ日誌2014

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9月15日 ● 大相撲の大記録に挑戦中。

 大相撲秋場所が始まりました。初日に大関2人がいきなり黒星スタートとなってしまいましたが、今場所の一番の注目は白鵬の通算優勝回数です。先場所までで30回。上には千代の富士の31回と大鵬の32回が残るのみです。まずは今場所優勝して千代の富士に並ぶことができるかどうかです。

 大相撲にいろいろな記録はありますが、中でも特別視されているのが大鵬の32回の優勝と、双葉山の69連勝です。双葉山の連勝にも白鵬はあとわずかなところまで迫りましたが、こちらは及びませんでした。対して大鵬の記録は今の調子ならほぼ間違いなく上回ることができそうです。

 朝青龍が順調に優勝を重ねていた当時も、このままなら大鵬を抜くんじゃないかと思っていましたが、ご存知のようにまだ十分に力を残したまま引退をしてしまいました。白鵬の場合は大きな怪我もなく、スキャンダルも起こしそうにありません。ライバルとなる力士の登場を長らく渇望してきましたが、それも現れません。同じ横綱と言っても日馬富士や鶴竜とは力の差が歴然。誰も止める者がいないままに優勝をこれからも重ねていきそうです。

 プロ野球で昨年バレンティンが王のシーズン55本塁打の記録を大きく上回りましたが、大鵬の記録を白鵬が抜く時にも、あれと同じ複雑な感情がファンの間で起きるのではないかと思います。ただ記録を抜かれたとしても、それで王や大鵬の偉大さが損なわれるわけでもありません。それよりは大記録に挑戦している姿を素直に応援したいものです。その記録だっていつ誰に抜かれるかわかりません。それが記録というものなのですから。

 ところで大ベテラン旭天鵬も記録に挑戦中です。昨日白星スタートをしましたが、40歳で幕内勝ち越しをすれば73年ぶりの快挙だそうです。現在の年6場所制になってからだったらすでに各種最年長記録更新中の旭天鵬ですから、1場所でも長く相撲を取り続けて欲しいものです。


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