幹事クリタのコーカイ日誌2014

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9月12日 ● 衰えるばかりのリズム感。

 全米オープンに熱中している間に、すっかり季節は秋になってしまいました。秋と言えば昔から「スポーツの秋」「音楽の秋」ですから、テニスとサックスとピアノが趣味の僕としては、もっとも楽しい季節ということになります。実際、テニスは秋が一番プレイしやすいので良いのですが、音楽の方は秋の終わりに発表会があるので、楽しむというよりも頑張らなければならない秋です。

 サックスはまだしも問題はピアノです。9ヶ月同じ曲を練習してきたのに未だにきちんと弾けません。残り2ヶ月少々で本当に完成するのか、かなり不安になってきました。楽譜はすっかり覚えています。口ではできますが、その通りに指が動きません。できないのは特に16分音符が連続するところ。指がおぼつかないだけではなく、リズムも正確ではないので遅れたり速くなったりしてしまいます。リズムをキープできないのです。

 年を取れば取るほどリズム感は失われていくそうですが、特に僕のような「50の手習い」は、最初から大して持ち合わせていないリズム感がさらに失われていくのだから大変です。拍の頭はわかっても裏拍は怪しいし、まして「裏の裏」の拍なんてつかめるわけもありません。そのあたりはどうやっても適当なんですが、そうするとMちゃん先生に厳しく指導されてしまいます。

 もちろん、問題はリズムだけではありません。指がすばやく動かないし、広がらない。滑らかに弾くところも弾けずにブチブチと切れた演奏になるし、まして表現を磨くなんて程遠い段階です。自分自身、これだけ大変だとは予想はしていましたが、覚悟ができていませんでした。覚悟なき予想は単なる傍観者です。当事者の態度ではありませんでした。

 と言うことで、遅ればせながら本当に尻に火がついて、これまで以上に熱心に練習をしています。最後の追い上げが功を奏すのか、はたまたできずに敗れ去るのか、我ながらドキドキです。


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