幹事クリタのコーカイ日誌2014

[ 前日翌日最新今月 ]

6月23日 ● ウィンブルドンの見どころ。

 いよいよウィンブルドンが始まります。見どころはいくつもありますが、なにより今年はビッグ4が第1〜第4シードに揃い踏みしたことが注目です。ついこの間まで数年間にわたりナダル、ジョコビッチ、フェデラー、マレーの4人が男子テニス界に君臨し、準決勝の組み合わせもほぼこの4人だった時代がありました。ところが昨年からフェデラーとマレーが大きくランキングを落とし、4強時代も終わりを告げたのかと思わせました。その4人が再びトップ4シードに並んだのですからファンとしてはワクワクします。

 ドローではナダルの山にフェデラーが、ジョコビッチの山にマレーが入りました。ランキング上位の2人に対して、芝が得意な2人が挑む形になります。ぜひとも順調に勝ち上がって4強対決を見てみたいものです。僕の希望としてはフェデラーとマレーの決勝が一番見応えがありそうなので見たいです。ナダルとジョコビッチは全仏決勝で戦ったばかりですし、やはりウィンブルドンでは芝が得意な選手のプレーが見ていても楽しいですから。

 日本人としてはもちろん錦織にも大きな期待をしています。前哨戦では準決勝まで進み、優勝したフェデラーに敗れましたが、あまり得意ではないという芝のコートもかなり克服してきているのではないかと思います。他にもディミトロフやラオニッチ、ヤノヴッツなど錦織と同世代の若手選手たちが4強の首を虎視眈々と狙っています。世代交代が始まるのかどうかも、今年のウィンブルドンの大きな注目点です。

 女子は全仏ですでに世代交代の流れははっきりしました。ハレプやブシャールが芝でも躍進するか、それともセレナやシャラポワが女王の意地を見せるかどうか。あとはクルム伊達公子です。43歳になりましたが、芝が一番得意なコートだけに、まだまだ何か驚くようなプレーを見せてくれそうな予感はします。昨年の3回戦進出を上回るような活躍をしたら、本当にミラクルなのですが。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」