幹事クリタのコーカイ日誌2014

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6月8日 ● AKB48G総選挙いろいろ。

 AKB48グループの第6回選抜総選挙の結果が発表されました。順位もさることながら各メンバーの反応とスピーチが個性的で面白いので、毎年注目のイベントです。今回はかつての前田の「私のことは嫌いでも〜」や篠田の「つぶすつもりで〜」のような名言こそありませんでしたが、それなりに興味深いドキュメンタリーでした。

 一番の話題はもちろん指原の連覇の野望を打ち砕いた渡辺麻の悲願の1位獲得でした。さっしーの素直に悔しがっている様子が好印象でした。AKB48的にはやはりまゆゆがセンターの方がアイドルグループとして座りがいいと思うので、結果としてはこれで良かったんじゃないかと思います。

 3位以下では柏木の安定感、松井珠の悔し泣き、山本を抑えた松井玲のホッとした表情、島崎の塩対応スピーチなど上位陣それぞれの個性が出ていて良かったです。高橋が8位に入ったのも小島陽が9位に食い込んだのもグループの「調和」という意味では良かったのですが、上位9位まではちょっと予定調和的過ぎて落ち着きはあるけど面白みはないのがいかがなものかと。やはり総選挙は結果にサプライズが欲しいとも思います。

 ただ10位の須田をはじめ、2桁順位ではいろいろ浮き沈みがあってドラマもありました。目立ったところでは事件に遭遇した川栄が16位、入山が20位と速報から大きくジャンプアップしたこと。これは速報が低すぎたということもあり予想通りではありましたが、事件がより大きく影響したことは間違いないでしょう。乃木坂からの交換留学生の生駒の14位は予想以上の躍進でした。本人も呆然としていたように、さすがにここまで順位を上げてくるとは思いませんでした。

 SKEの強さとHKTの躍進、そしてAKBの若手が80位までに多く食い込んできた中、6期以前の古参メンバーは明暗を分けました。12位の宮澤、19位の北原、21位の峯岸、26位の高城はよく踏ん張ったと思います。上海に行きながら12位と選抜をキープしている宮澤の強さは、ずっとチームAにいてメディアに出続けているたかみなやこじはるをある意味超えています。すごいです。

33位の藤江、35位の梅田、42位の多田は支店移籍組ということを考えればまあまあかも。52位の倉持以下は苦しいところです。古参でこのあたりの順位では来年以降もあまり期待できないでしょうから、卒業も真剣に考えることでしょう。78位の宮崎など、かつて指原、北原をおさえて5期のエースだったのにと思うと悲哀を感じます。

 卒業と言えばこじはるのスピーチが秀逸でした。誰もが卒業宣言かと思ったのに「しませーん!」と言ったあの瞬間が今年の総選挙で一番笑いどころでした。こじはるにはぜひこのままAKB48の山本昌になってもらいたいものです。


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