いま東京で開催されている世界卓球。男女とも久しぶりのメダルを確定させ、さらに女子は３１年ぶりに決勝に進出。いよいよ王者中国と対戦することになりました。日頃はあまり卓球の試合を観戦することもありませんが、連日ゴールデンタイムに中継されていれば嫌でも目に入ってきますから、どうしても応援したくなります。

　昨夜の女子準決勝香港戦。石垣が敗れ石川が勝ってタイ。そして３本目のベテラン平野が一気に香港に追い込まれました。２ゲームを連取されてさらに３ゲーム目も4-9とリードを奪われて絶体絶命の大ピンチ。しかしそこから平野が踏ん張り、なんと奇跡の大逆転勝利。香港に対して先に王手をかけました。

　４本目に登場したエース石川。1-1の３ゲーム目で3-9から追い上げて10-10まで追いつきました。このゲームは失いましたが、この３ゲーム目後半の追い上げで流れが石川にきました。４ゲーム目も５ゲーム目も競り合いましたが常に石川が主導権を握って戦っていたのは明らか。地元の応援も力にして見事に香港を振り切って日本が決勝進出を決めました。

　今大会は日本のＷエースである福原が怪我で欠場しています。石川はチームの大黒柱として獅子奮迅の活躍を続けています。この経験はきっと石川にとって大きな成長をもたらすのではないかと思います。リオ五輪での石川に期待です。まずその前に中国との決勝戦ですけどね。