昨夜は瑞穂公園の庭球場でテニスをしました。このコートは名古屋の桜の名所である山崎川沿いにあるので、コートの脇に桜がずっと並んでいます。花見の季節になると実にキレイで、テニスしてなくても気分がいいくらい。昨夜はもう「落花盛ん」という状況で、コートにも桜の花びらがかなり舞い落ちてはいましたが、まだ何とかギリギリ間に合ったかなという感じでした。

　かれこれ１５年くらいは前のことでしょうか、この時期に「花見テニスをしよう」とサークルのメンバーに声をかけたことがあります。ところがこの「花見テニス」の定義が受け取る人によって食い違っていて「あれれ？」となってしまいました。「花見」が主で「テニス」が従だと考える人と、その逆だと思っていた人がいたわけです。

　「花見」メインの人は、お酒やつまみやお弁当まで持参できていました。もう宴会する気満々です。逆に「テニス」が主だと思っている人は桜の咲いているところで普通にテニスするつもりですからスポーツドリンクしか持ってきていませんし、そもそも車で来ているのでアルコールは飲めません。幹事の僕自身、あまり深く考えていなかったのでそういう齟齬が生じてしまったわけですが、うちのサークルは「花よりテニス」の人が当時は多かったので、結局ちょっとは桜の下で飲食もしましたが最後までちゃんとテニスして解散しました。

　最近入ったメンバーの中にはかなりの酒飲みもいますから、いま声をかけたら本当にそこのところをハッキリさせておかないと喧嘩になるかもしれません。いや、酒飲みはどうせ勝手に宴会を始めるから放置しておいても大丈夫かな。