幹事クリタのコーカイ日誌2014

[ 前日翌日最新今月 ]

 
3月6日 ● 大事なことは何歳まで生きられるかではない。

 仕事をリタイヤした後に何をするか、これは本当に人それぞれでしょう。趣味に生きたい人もいれば、家族とゆっくり過ごしたい人もいるだろうし、どこか気に入った場所に移住したいという人もいるでしょう。別の仕事を始めてみたい人も、死ぬまで今の仕事をしていたい人だって意外に多いような気もします。僕の場合は、もちろんテニスして音楽を楽しんで、テレビを見て本を読んで、旅行にも行きたいし、友達ともバカ話もしたいし、なんだかやりたいことだらけで困るくらいです。

 大事なことは何をするにしても健康とお金が必要だということ。お金はもしかしたら大して無くても大丈夫な人もいるかも知れませんが、健康だけはキープしないと、やりたいことがなんであれできなくなってしまいます。最近はいろいろ考えて、少しずつ生活習慣を改めています。あまり夜更かしせずに早めに寝るようにして睡眠時間を最低でも6時間半、できたら7時間半はとること。食事の時に必ず野菜を食べるようにすることと、肉を食べ過ぎないようにすること。さらに歩くときに歩幅を意識して広くして、階段はなるべく1段飛ばしで上るようにすること。

 僕はもともと生活習慣は悪くないのです。酒は嗜む程度しか飲まないし、タバコは大嫌いで吸いません。運動はしっかりしているし、ストレスも溜めないようにしています。悪いのは睡眠と食事でしたから、それを少しずつ改善していくつもりです。生活習慣を変えるというのは本当に習慣化しないと意味がありません。一時的に炭水化物ダイエットをしても一生続けられるとは思えないので、それでは生活習慣を改めたことにはならないのです。

 人間どうせ死ぬのだから、好きなことを我慢して長生きしても面白くない、やりたいことをやって早く死ぬんだ、という人がいます。特にまだ30代くらいだとうそう思うことでしょう。でもそういう人が本当に大酒飲んでタバコ吸いまくって好き放題やってポックリ死ねると思っていたら大間違いです。好き放題にやって60歳になる前には体がボロボロであちらこちら痛くて薬漬けになってしまって、やりたいこともできず病院のベッドの上で何年も生きるなら僕は勘弁です。寿命に限りがある以上、誰でもいつか死ぬわけですが、死ぬギリギリまで健康でいなければ楽しくありません。

 大事なのは何歳まで生きられるかではありません。健康な状態を何歳まで維持できるか、です。もちろん長生きする方が良いに決まっていますが、何かをやり遂げたいと思っても健康でなければ難しいし、単に楽しく生きるにも元気であることは基本です。そのためにはまだ何とかなる今のうちに少しずつ改善していかないと。本当はもう10年前に気づいて意識してやっていればもっと良かったんだろうと思いますけど、なにせ40代はまだまだ煩悩が多くて難しい年頃ですから。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」