先日の日曜日にサックスの発表会のリハーサルがありました。今度はライブハウスでバンド演奏形式の発表会。バックバンドはギター、ベース、ドラム、キーボード、テナーサックス。全て講師の先生たちです。僕はボーカル代わりにメインでアルトサックスを吹きます。曲はチューリップの「心の旅」です。

　１２月から練習を始めていますし、単純な曲なので一人で落ち着いて吹けば問題なく演奏できます。毎度のことながら問題なのは、他の楽器と合わせると急にオタオタ、バタバタしてしまうこと。テナーを吹くサックスの先生とレッスン時に２人で合わせただけでも慌てて間違えてしまくらいですから、リハ一発目は当然うろつきまごつきボロボロになってしまいました。

　ただ経験というのは恐ろしいもので、今年でもう４回目のバンド演奏ですから、リハでボロボロになるのは毎年のことなので、それについては耐性ができてしまいました。自分の演奏はボロボロでも、バックの演奏はちゃんと原曲に近いイメージだなというのは確認できたのですから、かなり慣れてきています。以前は自分が吹くのに必死で他の楽器の音なんて全然聞こえてませんでしたから。

　リハの２回目は適度に緊張して吹けたのでほぼ自分のイメージに近い演奏ができました。リハでこれくらい仕上がっていれば十分というか、今まで一番マシなリハでした。さっくりと終って良い感じです。先生たちとも毎年のことですっかり仲良しになっていますから、気持ちも楽です。後は本番に楽しんで演奏できれば良いなと思っています。これまではいつも緊張している間に終ってしまっていて、まだ折角のバンド演奏の楽しさを味わっていないので。