幹事クリタのコーカイ日誌2014

[ 前日翌日最新今月 ]

 
2月2日 ● 世代別憧れのテニス選手。

 昨日のサークルに23歳の男性が初参加してくれました。ジュニアの頃からテニスをしていて、大学時代はテニス部主将。さすがにキレイなテニスをします。入社1年目なので練習不足で最後は足にきてヘロヘロになっていましたが。

 テニス後のお茶会でいろいろ話をした中で印象的だったのが「テニスアイドル」の違い。10代の多感な時期に誰に影響されてテニスをしたか、という話です。僕らの世代はやはりコナーズ、ボルグ、マッケンローです。70年代後半から80年代初期の頃。コナーズのようなフラット系ボールを打つ同世代は多いですが、ボルグのようなトップスピンは当時特殊だと思われていたのであまり真似する人はいませんでした。マッケンローのサーブやボレーにも憧れましたが天才以外は真似できないから、本当に単なる物真似で終わっていましたが。

 僕らより10年くらい下、今のアラフォーは80年代後半のレンドル、ベッカー、エドバーグ。レンドルのバックハンドのパスとかエドバーグのスピンサーブ&ボレーとか。ベッカーのダイビングボレーは怪我をするから真似をしない方がいいですが。ブンブンサーブはファミコンの中だけの話でしたし。

 そして今の20代後半になると2000年前後になります。サンプラス、アガシの晩年、もしくはロディック、ヒューイットの「ニューボール」世代。アガシのバックハンドを真似した20代も多いでしょう。ちなみにフェデラーは別格です。彼だけは世代を超えてファンが多いですし、誰もがあんなプレーをしてみたいと思わせる美しさがありますから。

 プレースタイルを見ればどの世代のテニスに影響を受けたのかよくわかります。ちなみに僕のバックハンドスライスはもっと昔のローズウォールがお手本でした。1960年代に大活躍した選手です。当時のテニスの教科書には必ずローズウォールの写真が使われていました。さすがに僕も彼がプレーしている映像は見たことがありませんが、写真だけ見てフォームを真似してみたものです。僕たちより上の世代のテニスプレーヤーはみんなローズウォールでした。もう20代はおろか30代に言っても名前も知らないですけどねぇ。


gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」