幹事クリタのコーカイ日誌2014

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1月31日 ● モデルオーディション。

 最近めっきりなかったことなのですが、2年ぶりくらいに女性モデルのオーディションをしました。それも2年ほど前にしたオーディションは30代だったのですが、今回は20代。やはり若さが違うので、たくさん会っているとそれだけで少し元気が出ます。自分もまだ若い頃はそんなこと微塵も感じなかったのですが、50代ともなると20代の若い女性の生命力の強さや輝きはすごいなぁと素直に感心してしまいます。

 なんて書くと、知らない人は「楽しそう」「羨ましい」と思うかも知れませんが、あくまでも仕事ですからちゃんと今回の企画に相応しいモデルかどうかを真剣に見ていますし、結構疲れます。全部で約20人のモデルに会いましたが、自分が良いなと思った子は、やはり他のスタッフも良いなと思っていたようで、それだけいても選ばれる子は同じです。オーディションされる側は「どうして私が選ばれないの?」と思うのかも知れませんが、選考する側はほとんど意見の相違はないんですよね。だから情実とかコネとかで何とかしようとしても最終的には実力がないとダメです。もちろん、すごく権力を握っている最終決定権者から「こいつが良い」と言われたら、僕たちも従いますけど。

 あとモデルにもランク的に当然松竹梅があります。予算的には梅ランクでと思っていても、松ランクのモデルを見ると魅力的です。今回も梅だけでは不安だったので、竹と松も少数入れてありました。そうするとやっぱり松は輝いています。最終的には梅の中に「これは」と思わせる子がいたので良かったのですが、きっとこの子もこの先もっと経験を積めば松になっていくんじゃないかと感じさせるものがありました。そういう子を見つけられると、わざわざオーディションをした甲斐があったなと思います。

 現在進行形の仕事の話なので具体的には何も書けないのですが、今度撮影の時にはまたグッと良くなってくれる気がします。若くて伸び盛りの人は、モデルに限らずどんな職種であれ上方修正が期待できるのが良いところです。もちろん経験と実績のある人はきちんとしたクオリティを計算できるという強みがありますから、どちらが良いとか悪いとかではなく、こちらが何を期待するかなんですけどね。


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