幹事クリタのコーカイ日誌2013

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12月31日 ● 大瀧詠一の訃報。

 年末ギリギリになって訃報がありました。大瀧詠一が亡くなったと。65歳。この訃報に接してショックを受ける度合いは年代によってかなり差があることでしょう。1980年頃に大学生くらいだった、ちょうど僕と同年代の人間には「えっ!」と息を呑む人も多いと思いますが、その前後になると「ふーん」でしょうし、もっと年が離れると「誰それ?」なのではないかと思います。それほど狭いターゲットには深く刺さっているアーティストです。

 あの頃の若者のカルチャーに大きな影響を与えた大瀧。特に彼の『A LONG VACATION』(1981年)は繰り返し繰り返し聞いた人が多いことでしょう。彼の楽曲はドライブする時に相性が抜群でした。ちょうどモータリゼーションが進展し、若者がマイカーでデートするようになった時代にぴったりはまったのです。夏が来るたびに『恋するカレン』『A面で恋をして』『カナリア諸島にて』『さらばシベリア鉄道』などを聞いたものです。

 いま僕は持っているはずの『A LONG VACATION』のCDを探しています。学生時代にレコードで買って、数年前にCDで買い直したのにまた見つかりません。改めてもう一度買いなおそうかな。青春の思い出のアルバムなので。


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