昨晩は恒例のテニスサークルの忘年会でした。１９８６年にサークルを創設して以来丸２８年。初期には忘年会をやらなかったこともあったので２８回目の忘年会というわけではありませんが、それでもかなり回数を重ねてきたことには変わりありません。

　昨日は１７人が参加しました。これは例年とあまり変わらない人数です。多いときには３０人近く集まった年もありますし、少ないと一桁の時もありましたが、今年の特徴はなんと言っても新人の多さ。今年春以降に入会した人が７人もいてフレッシュなメンバーになり盛り上がりました。

　うちのサークルの特徴は東海地方以外の出身者が多いこと。転勤してきた人を積極的に受け入れるというポリシーがあるので、メンバーの半分は関東を中心に全国各地から集まってきた人たちです。しばしば「排他的」と言われる名古屋人ですが、これだけ名古屋以外の人間が多いと全然そんな雰囲気はないと思います。まあ地域性以外のことで排他的と言うか、受け入れない部分はありますけどね。それはサークルの「個性」なので仕方ありません。

　昨日は忘年会だけではなく栃木に転勤するメンバーの送別会も兼ねていました。２０年名古屋に住んでいて生まれ故郷の栃木に帰るわけで、本人は喜んでいますが名古屋で生まれ育った子どもたちは悲しくて泣いているそうです。単身赴任しろよ、と言いましたが、子どもを泣かせても家族で栃木に行きたいらしいです。このあたりは「家族」に対する考え方の問題だけに正解がないから難しいところです。単身赴任で名古屋に来ているメンバーが多いだけに余計にそう思います。

　今年は来た人も去った人もたくさんいてサークルのメンバーの入れ替わりが近来になく多い年でした。サークル史上に残るエポックメイキングな年だっただけに忘年会にもそれが色濃く現れたなと感じました。忘年会とは言え、忘れられない年になりそうです。